2011年09月02日
「産業カウンセリング」についてVol.5
おはようございます。栗が丘クリニックマネージャーの荒井です。
今週は、「産業カウンセリング」についてお話をさせていただいています。
昨日は、「産業カウンセリングの問題点」について提起させていただきました。
今日は、産業カウンセリングを含めた「日本におけるカウンセリングの行方」と題してお話をさせていただきたいと思います。
のっけからなんですが、日本では産業カウンセリングを含め「カウンセリング」というものに対してまだまだ「強い偏見がある」と言えると、私は感じています。
なぜならば、カウンセリングというものが一般的でないからです。
いわゆる「病的」な状態にまで追い込まれた方々だけでなく、誰もが気軽に「ココロの調整」をするために当たり前のこととして行く場所になることが「一般的になった」といえる状況であると思うのです。
とはいえ、カウンセリングが急速に発達した要因には、19世紀のアメリカでの産業構造の変化というものが外せません。
「如何に生産効率を上げるか?」ということの中で試行錯誤した結果、そのためには「従業員のメンタルケア(意識の向上と調整)が必須である」ということがわかったからなのです。
また、戦争に従軍してこころに傷を負った兵士の社会復帰という面でもカウンセリングは大いに役立つこととなったのです。この場合、あまりにもその数が多かったので、「短期間で如何にこころの傷を治すか?」ということが求められていました。
以降、アメリカでは、カウンセリング技術がさらに進んで、コーチングというものが発達しました。
コーチングは、カウンセリングのもう一歩先を行ったもので、「クライエントの『より積極的な生き方発見』のお手伝い」と言った表現がわかりやすいかも知れません。
いずれにしろアメリカでは、カウンセラーやコーチといった人々に関わってもらうことで「自分自身を見つめ直す機会を得ること」が当たり前のことになっているのです。
自分の人生をより楽しく、豊かにして行くためにそういったものを積極的活用しようとする気運に溢れているのです。
どんなものでもそうですが、「先手必勝」なのです。それも積極的な意識を持って関わりを持つことが、もっとも大切なこととなるのです。
以前にも書かせていただきましたが、これからの企業経営には「社会的企業」という意識が欠如していては成り立たない状況となってきました。
社長をはじめとする全社員の意識向上のためにも「産業カウンセリング」というものをより積極的に活用していただきたいと思う、今日この頃です。
ということで、本日も、お読みくださりありがとうございました。
クリニック携帯サイトhttp://katy.jp/kurigaoka-clinic/(PCからもご覧いただけますし、PCからメルマガ登録もできます!)
配信停止ご希望の方は、次のアドレスまで空メールをお送りください→stop_kurigaoka-clinic@katy.jp
今週は、「産業カウンセリング」についてお話をさせていただいています。
昨日は、「産業カウンセリングの問題点」について提起させていただきました。
今日は、産業カウンセリングを含めた「日本におけるカウンセリングの行方」と題してお話をさせていただきたいと思います。
のっけからなんですが、日本では産業カウンセリングを含め「カウンセリング」というものに対してまだまだ「強い偏見がある」と言えると、私は感じています。
なぜならば、カウンセリングというものが一般的でないからです。
いわゆる「病的」な状態にまで追い込まれた方々だけでなく、誰もが気軽に「ココロの調整」をするために当たり前のこととして行く場所になることが「一般的になった」といえる状況であると思うのです。
とはいえ、カウンセリングが急速に発達した要因には、19世紀のアメリカでの産業構造の変化というものが外せません。
「如何に生産効率を上げるか?」ということの中で試行錯誤した結果、そのためには「従業員のメンタルケア(意識の向上と調整)が必須である」ということがわかったからなのです。
また、戦争に従軍してこころに傷を負った兵士の社会復帰という面でもカウンセリングは大いに役立つこととなったのです。この場合、あまりにもその数が多かったので、「短期間で如何にこころの傷を治すか?」ということが求められていました。
以降、アメリカでは、カウンセリング技術がさらに進んで、コーチングというものが発達しました。
コーチングは、カウンセリングのもう一歩先を行ったもので、「クライエントの『より積極的な生き方発見』のお手伝い」と言った表現がわかりやすいかも知れません。
いずれにしろアメリカでは、カウンセラーやコーチといった人々に関わってもらうことで「自分自身を見つめ直す機会を得ること」が当たり前のことになっているのです。
自分の人生をより楽しく、豊かにして行くためにそういったものを積極的活用しようとする気運に溢れているのです。
どんなものでもそうですが、「先手必勝」なのです。それも積極的な意識を持って関わりを持つことが、もっとも大切なこととなるのです。
以前にも書かせていただきましたが、これからの企業経営には「社会的企業」という意識が欠如していては成り立たない状況となってきました。
社長をはじめとする全社員の意識向上のためにも「産業カウンセリング」というものをより積極的に活用していただきたいと思う、今日この頃です。
ということで、本日も、お読みくださりありがとうございました。
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~人財をドブに捨てている経営者~ @栗が丘クリニック
「産業カウンセリング」についてVol.4
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Posted by chu at 10:42│Comments(0)
│産業カウンセリング
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