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プロフィール
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小布施町福原、桜井甘精堂様本社工場向かいにあります「こころとからだのよろず相談所 栗が丘クリニック」でマネージャーを担当しています(クリニックは、内科/神経内科/心療内科/漢方内科/アレルギー科/美容皮膚科を標榜しております:院長は女医さんです)。

また他に、心理カウンセリング(来談者中心療法/認知行動療法)やコーチング(TICE認定コーチ)、シータヒーリング(解剖学終了)、リンパエネルギー整体、運動療法「エゴスキュー」、波動の器械「New scan」による音響セラピー、ブレインセラピーによる脳波調整、栄養療法(サプリメント)相談などを担当しています。

さらに、これとは別にナチュラルケアサロン「輝」(栗が丘クリニックに併設)も運営。「脳いきいきサロン所長(前「こころとからだのストレス対策研究所」)、斉藤一人塾総塾長でもあります。

斉藤一人さん、苫米地英人先生、小林正観さん、安保徹先生、池川明先生、五日市剛先生、飯田史彦先生等が好きです。
趣味は、人間観察と宇宙の仕組みの研究です。バシャールや「アミ小さな宇宙人」、マヤ暦やサイグラム、算命学なども大好きです!
好きな音楽(音)は、サラ・ブライトマンやエンヤ、機能脳音源やクリスタルボウル、バロック音楽、最近ではソルフェジオ周波数音楽(528Hz)がお気に入りです。

こころからからだまで、何でもお気軽にご相談ください。

栗が丘クリニック
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026−247−2252

(以下、栗が丘クリニックに併設)

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(代替医療研究所)
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2013年12月19日

「日本人には塩が足りない」

こんにちは。栗が丘クリニックマネージャーの荒井です。
今週も「日本人には塩が足りない」についてお送りしています。

さて、最近ではお医者さん自身が「医学・医療常識はウソだった!」のような暴露本を書かれています。
この「塩」に関しても、「ショウガでからだを温めるとイイ!」という内容の本をたくさん書かれている石原結實先生の「塩は体を温め、免疫力を上げる!」や元名古屋市立大学教授の青木久三先生の「逆転の健康読本~その常識は危ない!!」という本がありますし、また現役のお医者さんでも「医者の『塩分を控えなさい』は信じてはいけない」ということを「日本人は塩が足りない」の中で信濃町外苑クリニック院長である石井仁平医師が現場からの声を届けて下さっています(195ページ)。

ということで、今度は「漢方的な考え方」から「塩分」というものを見てみたいと思います。

漢方では、「五行」というものから人体や自然について考察し、日々の暮らしに取り入れています。なぜならば、それは「宇宙の仕組み」だからです。
で、「塩と漢方は、どう繋がるのですか?」という疑問が当然のごとく湧くことと思います。

はい!大いに繋がりありなのです!

五行では、「肝」「心」「脾」「肺」「腎」がそれぞれ「木」「火」「土」「金」「水」に対応し、これを季節で見るとそれぞれ「春」「夏」「土用」「秋」「冬」となり、さらにこれを五味で見ると、それぞれ「酸」「苦」「甘」「辛」「かん(漢字が難しいので割愛します)」となっています。

で、この「かん」というのが「塩味」なんですね!
これを現代風に約すと「ミネラル」ということになると私は解釈しています。
なぜならば、「私たちの体内には『海』が満ちているから」です。
ですから、体液が「海そのものの成分」で構成されていることが望ましいということになるのです!

「腎」は「先天の精」と言って、ごく簡単に言うと「生まれもって備わっている力」です。
私たちのからだを薪ストーブにたとえると「腎」は「種火」に当たるところですので、ここが弱いと「冷え性」になったりしやすいのです。
つまり、種火がなければ薪と酸素がふんだんにあったとしても火がつきませんよね!?
季節でも、「腎」は「冬」ですから、「からだ(腎臓)を冷やしたりしやすい冬の季節は特にいたわってあげてくださいね!」と読み解くこともできるのです。

そこで登場するのが「塩」なのです!
私たちのからだは「塩」をはじめとする「ミネラル類」によって「腎」が整うことにより、体温を作るのです。
つまり、寒い地方に暮らす人々は、「塩」をふんだんに摂ることによって「腎」を養い、「体温を作っていた」のです!
だから、東北地方や長野など、寒い地方では最適な保存方法ということと相まって塩漬けされた「漬け物」を好んで食べていたのですね!

これまですり込まれてきた情報により、「塩分を摂ることによる脳血管障害(脳出血)が心配」という方も非常に多くいらっしゃることと思いますが、実は「塩」による高血圧というよりは、「寒さというストレスのために血圧が上がっている」というのが正しいようです(もうひとつは、血管の「糖化」による硬化が原因ということがわかってきているようです)。

事実、「塩」の影響で高血圧になっている方は、100人中で1~2人くらいの割合なのだそうです。
だというのであれば、その方にあった適量の「塩」を摂らないことの方が「弊害が出る」ということになりますよね!?

「腎」を養生する具体的なお話ですが、五味では「かん」=「塩」が重要ですし、色では「黒いもの」となりますので、海草類(特に、ひじきはカルシウム源として人間のからだに最適だそうです)や黒豆、黒ごま、黒ニンニク等をたくさん食べるのも良いでしょう。

「塩」は本物でさえあれば、決して忌み嫌うものではないのです!
ましてや「冷えは万病の元」です。特に、ガン細胞は35℃台の体温が大好きです!
わざわざ「塩」を絶ってからだを冷やし、「ガン細胞」に我が身を捧げるなど本末転倒も良いところです。

「日本人には塩が足りない」をちゃんと読んで下さいね!

ということで、本日もお読み下さりありがとうございました。

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2013年12月18日

「日本人には塩が足りない」

おはようございます。栗が丘クリニックマネージャーの荒井です。
今週も「日本人には塩が足りない」についてお送りしています。

さて、「日本人には塩が足りない」(東洋経済社)57ページ「『塩を摂ると高血圧になる』のうそ」のお話は以前にさせて頂きました。
簡単に復習をすると、1953年にアメリカの高血圧学者メーネリーが行った実験において、10匹のネズミに高塩分食を与えたところ、10匹のうち4匹が高血圧症になった。よって、「塩分は高血圧をもたらす」というものでした。

しかし、この実験の盲点は「人間の体重に換算して、1日に200gもの食塩を摂取させた」というトンデモな実験であったことと、逆にそれほどの高塩分食を与えられたにもかかわらず過半数の個体である6匹のネズミにはなんら変化がなかった!」というものでした。

普通に考えたら、1日に200gもの塩分摂取をすることなど到底考えられるはずもなく、また、仮に実験として捉えるにしても「これほどの高塩分食を摂ったとしても、高血圧になるネズミの方が少ないのだ!」と捕らえることもできるのです!
にもかかわらず、絶対数が少ない4匹のネズミのデータの方が重要視されているということは一体、どういうことなのでしょうか?
(つまり、分析結果は自分の都合の良いようにいかようにも解釈することができるということですね!)

ところで、あなたは「本態性高血圧」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

「高血圧の患者さんの全体の約90%が本態性高血圧です。血液検査、さまざまな画像検査などによって原因を特定できる二次性高血圧が否定されると、本態性高血圧という診断になります。
本態性高血圧のなかでも、高齢者では加齢により動脈自体が柔軟性を失ってくるために最高(収縮期)血圧が上昇し、最低(拡張期)血圧がむしろ低下する収縮期高血圧がみられるようになります。したがって、高血圧の分類を本態性高血圧、高齢者収縮期高血圧、二次性高血圧症の3群に分けることもあります」(以上、ウィキペディアより)

いかがでしょうか?
「本態性高血圧」とは、「原因が不明な高血圧」のことを指しているのです!!

ということで、もしあなたが主治医の先生に「あなたは高血圧ですね!」と言われた時には、すかさず「では一体、何が原因なのでしょうか?」と一度、しっかりと聞いてみた方がイイですよ!

「因果」という言葉を聞いたことがあると思います。
人様によっては、この「因果」という言葉をおどろおどろしいものと感じる方もいらっしゃいますが、実はそうではありません。
単に、「原因」と「結果」を縮めただけのことです。(笑)

「原因」があるから「結果」が出る。
「食べ過ぎた」から「太る」というようなものです。

では、「高血圧」の「原因」は一体、どこにあるのでしょうか?

モノゴトには「原因」があって「結果」があるのです。
ということは、「『原因』がキチンと特定されていない状況で『結果』(高血圧)にこだわり、何か事を起こす(薬を飲む)ということ」が、いかに怖いことであるのかをキチンと感じて頂きたいのです!

まして、50年以上もの長期にわたって「減塩」をして来たにもかかわらず一向に成果が出ていない中で、さらに原因も特定されていない中で「基準」だけが一方的に引き下げられ、薬だけ飲まされ続けているという状況がいかにおかしな事であるのか、国民ひとり一人が今一度、本気で見つめ直すことが必要かと思います。

これは皆さんお一人おひとりの健康はもとより、国の健康(の一翼である)=「財政」という面においても全く同じ事が言えると思うのです。

結局、膨大な医療費を払い続けているのは「私たち自身」なのですから・・・。

ということで、本日もお読み下さりありがとうございました。

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2013年12月13日

「日本人には塩が足りない」

おはようございます。栗が丘クリニックマネージャーの荒井です。
今週は「日本人には塩が足りない」についてお送りしています。

さて、世の中には様々な健康情報が溢れています。

「こうすると良い」
「これを食べちゃだめ!」
「あれはしない方がイイ!」etc.

そういう情報のひとつに、今回取り上げている「塩」も当然、入っています。

で、いろいろな健康情報を見てきて、漢方的な考え方も学んで感じた「一番大切な事は何か?」というと、「その人の生活習慣や環境に合ったものを食べ、行動すること!」だったのです。

「それって当たり前じゃないですか?」

そんな声が聞こえてきますが、そう言いながらも人はいろいろな情報に振り回され続けているのが現状ではないでしょうか?
朝食ひとつとっても、「朝食は食べた方がよい」という人もいれば、「いやいや、食べない方がイイ!」という人もいます。
「肉は食べた方がよい!」という人もいれば、「肉は全く必要ない!」という人まで様々です。

しかしながら、やはりそこもその人の生活習慣やお仕事の内容(肉体労働なのか?デスクワークなのか?)、体質や基礎体温等の個人的背景によっても当然、違いが出てきます。
また、もっと大きな目で見ると地域性(気候風土)や民族、時代背景ということも考慮する必要があると思います。

比較的わかりやすい代表的な例としては、「水分」が挙げられます。
ここ数年、「水分は1日2リットル以上摂りましょう!」みたいに言われていましたが、これは日本人にとってははっきり言って間違いです!
なぜならば、私たち日本人が暮らしている日本という国(気候風土)は、あなたもご存じのとおり「湿度が高い地域」だからです。

ヨーロッパのように「乾燥した大陸」に住む人たちは、何もしなくても皮膚からどんどん水分が蒸発して行きますし、その際に塩分は蒸発しません。
だから、常に水分を補給しなくてはなりませんし、逆に塩分の補給はさほど必要ないのです。
逆に、私たち日本人は湿潤な気候風土に暮らしていますので、基本的に汗は出にくいですし、また汗をかく状況に達した場合には「汗(水分)とともに塩分(ミネラル分)が水滴となって体外に排出」されます。

また、「日本人には塩が足りない」によりますと、肉食中心の彼らは肉から塩分(ナトリウム)を摂っているということも一因で、逆に野菜類が多い私たちはカリウム摂取の比率が高くなるために、余計に塩を摂取する必要があるとのことでした。

ヨーロッパ等では食後、りんごなどのフルーツを食べる習慣があるのも肉食中心による食物繊維不足解消やミネラルバランスの維持・解消(肉食中心=ナトリウム過多のためにカリウムの積極的摂取が必要)のためということも考えられるからです。

江戸期までの日本はある意味で、非常にエコで理にかなった生活をしていたものと考えられます(もちろん、絶対的シアワセがあったという意味ではありません)。
しかし、こと明治以降に起こった「すべてにおいて『西洋文明』に追いつき追い越せ!!」的な風潮はある意味で、日本人に対して非常に「近視眼的価値観」や「西洋文化絶対視」的な方向性を暗に強制してきたと言えるでしょう。

特に、こころとからだの健康や科学という面においては、それまでの「大局的かつ自然的なものの見方をすべて排除し、西洋一辺倒のある種、盲目的・妄信的価値観に傾倒して来た」言っても過言ではないと思います。
つまり、「科学で証明できないもの、分析できないものには一切の価値なし」という価値観です。

しかし、「冷えは万病の元」というように、先人たちがいわゆる「近代の科学的分析技術」もない中で見つけてきた「経験的科学」が、元新潟大学大学院教授で免疫学の大家である安保徹先生に証明されるなど、「日本人が古来より大切にしてきた文化そのものの中にこそ、本当の答えがある」ということが証明されてきているのです。

よく、「魚でもなんでも、頭から尾ひれまで全体を食べるのがよい(ホールフード)」という考え方がありますが、「塩」もまたしかりで、「ホール(自然塩)で摂取することが大切である!」という考え方が、これからの「常識」となって行く事でしょう。

それが「自然」というものですし、私たちは「自然」の中で生かされているからです。

ということで、本日もお読み下さりありがとうございました。

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2013年12月11日

「日本人には塩が足りない」

おはようございます。栗が丘クリニックマネージャーの荒井です。
今週は「日本人には塩が足りない」についてお送りしています。

さて、「日本人には塩が足りない」のなかで特に注目して頂きたいところがありますので、心して読んで下さい!(笑)
で、そのページとは、

 35ページ、「医学が発達しても病気が減らない理由」
 42ページ、「体内のミネラルバランスを取り戻す」
 59ページ、「否定された「塩=高血圧症原因説」
 67ページ、「減塩すると短命になる!?」
 71ページ、「塩の『不足』はあっても『過剰』は起きにくい」
106ページ、「塩が不足すると腸が不健康になる」
110ページ、「塩が不足すると毒素を排出できない」
195ページ、「医者の『塩分を控えなさい』は信じてはいけない」

です!!

「塩=高血圧」という「うそ」がよ~くご理解頂けることと思います。
もちろん、「正しい塩」を摂取したらのお話ですので、ご注意下さい!。

「高血圧」=「減塩」が叫ばれてもうかれこれ50年も経つのだそうですが、一向に血圧が下がっているように見えません。
むしろ上がっていますよね!?

また、血圧の基準値が無理矢理に引き下げられたことで、その裏では脳血流の悪化による「痴呆」の懸念が逆に高まるようなのです!

血圧を下げたい方は、「血圧」にしか関心がないのです。
カラダ全体のことをトータルで見て行く必要があるのです!

また、私たちはロボットではありません。
皆一律に130mmHgとかにする必要が本当にあるのでしょうか?

そもそも「本態性高血圧」って言葉自体「原因不明の高血圧」という意味なのですから、「塩が原因」ではないのです!(笑)

とにかく、様々な裏事情(本当のこと)を知るためにも「日本人には塩が足りない」や「塩は体を温め免疫力を上げる」を読んでみて下さいね!

ということで、本日もお読み下さりありがとうございました。

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2013年12月09日

「日本人には塩が足りない」

こんにちは。栗が丘クリニックマネージャーの荒井です。
今日は、ちょっと前の話題に戻って「日本人には塩が足りない」についてお話をさせて頂きたいと思います。

突然ですが、
「あなたは減塩していますか?」

「はい」とお答えになったあなたに再度、質問をします。

「なぜ、あなたは減塩をされているのでしょうか?」

おそらくは「塩分をたくさん摂ると高血圧になるから・・・」という答えが多いと思います。

では、さらに血圧が高い方に質問です。
「減塩をして、高血圧が改善されたでしょうか?」

おそらくは、何も変わらないのではないのでしょうか?

日本高血圧学会が2004年に定めた血圧のガイドラインでは、140/90mmHgだそうです。
そして2009年のガイドラインでは130/85mmHgに基準値が引き下げられています。

一体、どこまで引き下げられて行くでしょうか?(笑)
そもそも昔は「年齢+100(90)」でちょうど良い」と言われていたものです。
年を取ると「血圧が高くなるのは自然だったから」です。

現在はどうでしょうか?
とにかく血圧を目の敵にして、薬を使ってでもいいから数字を下げる事に躍起になっているだけにしか見えません・・・。

まあ、それはそれでやりたい方はそれでよいでしょう。
ただ、うちの院長の話ですが、院長の専門科である「神経内科医」の立場&脳梗塞という観点からすれば血圧を引き下げ過ぎることのリスクの方が高いため(より脳梗塞を助長してしまう)に、「どこまで血圧を落として良いのか、常に検討していた」と言うくらいデリケートなものなのです。

ましてや、血圧が高いからと言って「脳出血」を起こす方がとりわけ多かったと言うと、実はそうでもなかったのだそうです。
もちろん、机上のお話ではなく、現場での臨床例ですから説得力がありますよね!?

ですから、昨今の血圧に対する見方である「血圧が・・・」と何でも目の敵にしてしまう風潮にひとこと言いたそうな感じです・・・。

ということで、本日もお読み下さり、ありがとうございました。

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2013年11月05日

「日本人には塩が足りない」

こんばんは。栗が丘クリニックの荒井です。
今日も「塩」についてお話をさせて頂きます。

前回ご紹介した「『塩は』体を温め、免疫力を上げる!」(石原結實著:経済界)も凄い内容でしたが、「日本人には塩が足りない」(村上譲顕著:東洋経済新報社)も、負けず劣らず凄い内容が書かれています。

その内容とは、「塩を摂ると高血圧になる!」という情報は「ねつ造だった可能性が高い!」という情報です。

「日本人には-」の56ページに「「塩分摂取が高血圧を引き起こす」という説の発端となった実験について書かれています。
時は1953年のアメリカで、高血圧学者のメーネリーという人が行ったネズミによる実験がそれです。

メーネリーはネズミに6ヶ月間、毎日、通常の20倍にあたる20~30グラムの食塩を与え、さらに飲み水にも1%の食塩を加えて飲ませたのだそうです。
これを人間に換算すると、1日200グラムもの食塩を摂取していたことに成るそうで、それもなんと!40年間にわたって食べさせたのと同じ計算になるというのですから驚かずにはいられません。

この結果、10匹のうちの4匹が高血圧になったというのです。
そして、この実験結果が「塩が高血圧の犯人説」のそもそものきっかけとなったというのですから、これまた驚かずにはいられません。
(こうした臨床データの意図的な読み取りは往々にして行われているようで、こと「抗がん剤」においてはお手のもののようです)

そして、この本によると「通常では考えられない極端な高塩分食を食べさせられた10匹のうち4匹が高血圧になった。しかし、10匹のうち6匹の血圧にはなんら変化がなかったのです。これを逆説的に見ると、血圧が変化しなかったネズミの方が多かったということになります。

しかし、この実験からなぜか「塩こそが高血圧の原因である」という結論が導き出され、世界に広まっていったというのですから開いた口がふさがりません。

このほかにも、1960年の日本で食塩の摂取量と高血圧の発生率を調査研究したダールというアメリカ人の研究者グループが歪曲した結果を発表したことが追い打ちを掛け、「塩=高血圧」という図式がすり込まれていったようなのです。

これは、最近流行の「食品偽装」とどこが違うというのでしょうか?
少なくとも、私たちは1日200グラムもの食塩を摂取することなどあり得ないのですから・・・。

このほかにも、たいへん興味深い内容が書かれています。
たとえば、塩(天然塩)をしっかり摂らないと「冷え性」になったり、「免疫力」が落ちたり、「アトピー」になったり、「無気力」になったり、「心を病む」など、枚挙にいとまがないとのことです。

ぜひ、実際に手にとって読んで頂きたいと思います。
ということで、本日もお読み下さり、ありがとうございました。

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2013年11月02日

「隠されてきた真実」

おはようございます。栗が丘クリニックの荒井です。
今日は、「塩」についてお話をさせて頂きます。

突然ですが、あなたは「減塩運動」してますか?
「はい」という方が多いことと思います。

では、「なぜ、減塩運動をしているのですか?」。
明快にお答え頂ける方は、どれくらいいらっしゃるでしょうか?

実は最近、衝撃的な2冊の本に出合ったのです!
それは、「『塩は』体を温め、免疫力を上げる!」(石原結實著:経済界)と「日本人には塩が足りない」(村上譲顕著:東洋経済新報社)です。

「「『塩は』体を温め、免疫力を上げる!」の著者である石原先生はれっきとしたお医者さんで、著書も多数手がけていらっしゃる方で、本屋さんの健康コーナーでは「生姜」とからだを温めることに関する著書が多い先生です。

その先生が、これまでの路線とは全く違った衝撃的な本を出されたのです!
それが、「『塩は』体を温め、免疫力を上げる!」なのです。

で、この中でのっけからトンデモな情報が書かれています。
驚くなかれ、「食塩の一日平均摂取量を少ない方から4つのグループに分けてあらゆる病気での死亡率を比較したところ、食塩摂取量のもっとも多かったグループの方が死亡率が低く、塩分摂取量が最も低かったグループの方が死亡率が高かったというのです!

そして、さらに驚きなのが世界的にも信頼されているというイギリスの医学誌「ランセット」にこの論文が掲載されているということです!

そして、そして、さらに驚きの情報ですが、この論文が発表された年代にも驚かずにはいられません!

なんと!その年代とは、1998年というのですから、これはもう驚かないほうがおかしいでしょう!
それでも、いまいち「ピン!」と来ない方は、これをコンピュータ-の歴史に当てはめてみたらよく分かります。

なんと!ウインドウズ98が発売された時代ですよ!
もう、かれこれ20年以上前のお話なのですよ!

それも、27万7729人を対象とした調査のもとに論文が書かれているのです!
決していい加減なことをやっているわけではないのです!

そこを理解して頂いた上で、日本の現状を今一度、眺めてみましょう。
一体、日本のお医者さんやマスコミは何をしているでしょうか?
こういったちゃんとした論文をもとに、日本でも研究されているでしょうか?
相も変わらず意味不明で、どこからかすり込まれた情報をそのまま鵜呑みにして患者さんを叱り飛ばしているのではありませんか?

長野ももちろんそうですが、東北地方とか寒い地域では昔から漬け物などで「塩」(天然塩)を大量に摂取し、からだを温めてきたのです!
それを、訳の分からぬ「減塩運動」によって体温を無理矢理に下げられているのです!
それによって実は、がんやうつ病、リウマチ、肺炎等々(冷えは万病の元ですから・・・・)の「病気に罹りやすい体質」へと無意識のうちに変えられてしまっているのです!

また、重化学工業の発達と税金の関係から「塩化ナトリウム」を強制的に摂取させられてきた結果が、今の「一億総病人時代」を生んでいるのです!

もちろん、これは「塩」の問題だけではありません。
実は、他にももっと恐ろしい話がごまんとあるのです。

「そういう情報を、もっと世間に伝えたい!」
そういう想いもあって、今日も「栗が丘クリニック通信」を書いているのです。

ということで、本日もお読み下さり、ありがとうございました。

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