「栗が丘クリニック通信」＠ナガブロ

花粉症の方におかれましては、つらい季節真っ只中ですね！
また、重症の方は年中、どこかで「グスグス、クシュン」と大変です。
心中よりお見舞い申し上げます。

で、問題です！
花粉症の本当の原因はなんでしょうか？

スギ花粉でしょうか？
それともブタクサでしょうか？
アレルギー物質が許容量を超えたからでしょうか？

答えは、「バツ」です。
漢方的に見たら、これらはすべて間違いです。

以前にも書きましたが、漢方的には「これらは腸の汚れ」と関係しています。

漢方では、陰陽五行というものをからだのしくみとして、その成り立ちの中心として扱っています。
それらには、「肝（かん）」「心（しん）」「脾（ひ）」肺（はい）」「腎（じん）」の５つがあります。
これらはそのまま、「体質」に関係してきます。

で、花粉症に関係あるのが「肺」です。
「？？？」という方も当然、多いことでしょう。

実は、「肺」と「皮膚」「粘膜」「鼻」、そして「大腸」は密接に関係しているのです。
そう考えると、鼻水や鼻づまり、くしゃみ、目のかゆみ（結膜）や充血、涙目等々の諸症状もうなづけますよね！

また、「大腸」は「免疫力」とも密接なな関係があります。
ですので、花粉症の方はまず、「大腸」のお掃除と活性化を図ることが先決なのです。

「アトピー性皮膚炎」も、漢方的には「大腸」と関係していると考えられています。
また、ニキビ（吹き出物）対策も「大腸のお掃除」抜きには考えられないのです！

「免疫力」ということでいえば、「インフルエンザ」や「炎症」、「日焼け対策」、はたまた国民病ともいえる「癌」対策にも、これらの関連性を考慮すれば、自ずと「なにをするべきか？」ということが簡単に見抜けることと思います。

栗が丘クリニックでは漢方の観点から診断し、あなたに最適な処方をご提案いたします。
また、「漢方薬を飲むのが苦手」という方のために、「塗るだけ簡単！漢方アロマオイル」なんてものもありますし、とりあえず症状を抑えるために有効な様々なアイテムもありますよ！

「花粉症を根本から治したい！」とお考えのあなたは、ぜひ一度、ご相談ください。