2012年12月08日
「医師は病気の専門家であって、健康の専門家ではない!」
おはようございます。栗が丘クリニック マネージャーの荒井です。
突然ですが、あなたは人間のからだを「精密機械のようである」と考え(感じ)ますか?
それとも「結構、アバウトにできている」と考え(感じ)ますか?
私は断然、前者です。
昨日もたまたま解剖学系の本である「アナトミー・トレイン」に付属としてついてきたDVDを見ていたのですが、「人間のからだって、やっぱりすごい!」という感想を持ちました。
発生学的に見ても、受精した卵子が、たった一つの細胞から分裂を繰り返し、皮膚や脳、筋肉、内臓、血管や血液、神経系やホルモン系などに複雑に入り組みながらからだを構築して行くからです。
どんなに精密な機械でも、組み立てるには明確な順番があります。
それをひとつひとつ、外側から組み上げて行きます。
しかし、人間には外側から見ることのできる設計図がありません。
組み立てる人もいません。
それを「よーい、ドン!」で、「内部、外部共に、しかも同時に、自分自身によって組み上げて行く」のですから、とんでもない話なのです!
それを、
「うつ症状を訴えているから、この薬」とか、
「ひざが痛いから、鎮痛剤」とか、
「ガンになったから、じゃあ手術で」とか、
「冷えがあるから、単にこの漢方薬」とか、
それって変じゃないですか?
実は、それらの訴えは「単に表面上の『結果』」です。
そこには、「なぜ、そういう症状が出たのか?」といった明確なメカニズムが提示されてはいないのです。
そんな状態でなぜ、薬が出せるのでしょうか?
また、この根底には「症状(訴え)が消えれば、問題が解決したのである」という現代医学および患者さん側共通の大きな誤解が潜んではいないでしょうか?
そもそも、私たちは誰一人として赤ちゃん時代からを含めて、「薬を飲んで成長した人」は皆無なはずなのです!
動物も植物も含め、私たちのからだは「摂取した栄養素をもとに、からだ(細胞)を再合成して成長している」のです!
たしかに、現代医療によって助かる方は多く存在しますし、それも必要なことではあると思います。
しかし、その根底から「生命の不思議さや畏敬の念」に対する感慨が失せてしまったとしたならば、私たちの未来は末恐ろしいものとなってしまうことは必至です。
かつて読んだ神津カンナさんのエッセイの中に、お母さんの中村メイコさんが常々言っていたというこんな一節がありました。
「宗教無き学問は、賢き悪魔をつくる」と・・・。
もちろん、ここで言っている宗教とは「正しい『もの』の考え方」のことですが、現代医学はこの点、大丈夫なのでしょうか?
今ある医療は一体、誰のための医療なのでしょうか?
もちろん、患者さん側にも責任があります。
「病気の専門家であって、かつ、健康の専門家である医師」をしっかりと見極めてこそ、あなたが真の健康を手に入れることができる「本物の医師と医療機関」が育つからです!
どうぞ、しっかりと見極めてください。
ということで、本日もお読み下さりありがとうございました。
http://www.kurigaoka-clinic.com/(クリニックHP)
http://katy.jp/kurigaoka-clinic/(クリニック携帯サイト:PC可)
http://katy.jp/belta/(こころとからだのストレス対策研究所携帯サイト:PC可)
突然ですが、あなたは人間のからだを「精密機械のようである」と考え(感じ)ますか?
それとも「結構、アバウトにできている」と考え(感じ)ますか?
私は断然、前者です。
昨日もたまたま解剖学系の本である「アナトミー・トレイン」に付属としてついてきたDVDを見ていたのですが、「人間のからだって、やっぱりすごい!」という感想を持ちました。
発生学的に見ても、受精した卵子が、たった一つの細胞から分裂を繰り返し、皮膚や脳、筋肉、内臓、血管や血液、神経系やホルモン系などに複雑に入り組みながらからだを構築して行くからです。
どんなに精密な機械でも、組み立てるには明確な順番があります。
それをひとつひとつ、外側から組み上げて行きます。
しかし、人間には外側から見ることのできる設計図がありません。
組み立てる人もいません。
それを「よーい、ドン!」で、「内部、外部共に、しかも同時に、自分自身によって組み上げて行く」のですから、とんでもない話なのです!
それを、
「うつ症状を訴えているから、この薬」とか、
「ひざが痛いから、鎮痛剤」とか、
「ガンになったから、じゃあ手術で」とか、
「冷えがあるから、単にこの漢方薬」とか、
それって変じゃないですか?
実は、それらの訴えは「単に表面上の『結果』」です。
そこには、「なぜ、そういう症状が出たのか?」といった明確なメカニズムが提示されてはいないのです。
そんな状態でなぜ、薬が出せるのでしょうか?
また、この根底には「症状(訴え)が消えれば、問題が解決したのである」という現代医学および患者さん側共通の大きな誤解が潜んではいないでしょうか?
そもそも、私たちは誰一人として赤ちゃん時代からを含めて、「薬を飲んで成長した人」は皆無なはずなのです!
動物も植物も含め、私たちのからだは「摂取した栄養素をもとに、からだ(細胞)を再合成して成長している」のです!
たしかに、現代医療によって助かる方は多く存在しますし、それも必要なことではあると思います。
しかし、その根底から「生命の不思議さや畏敬の念」に対する感慨が失せてしまったとしたならば、私たちの未来は末恐ろしいものとなってしまうことは必至です。
かつて読んだ神津カンナさんのエッセイの中に、お母さんの中村メイコさんが常々言っていたというこんな一節がありました。
「宗教無き学問は、賢き悪魔をつくる」と・・・。
もちろん、ここで言っている宗教とは「正しい『もの』の考え方」のことですが、現代医学はこの点、大丈夫なのでしょうか?
今ある医療は一体、誰のための医療なのでしょうか?
もちろん、患者さん側にも責任があります。
「病気の専門家であって、かつ、健康の専門家である医師」をしっかりと見極めてこそ、あなたが真の健康を手に入れることができる「本物の医師と医療機関」が育つからです!
どうぞ、しっかりと見極めてください。
ということで、本日もお読み下さりありがとうございました。
http://www.kurigaoka-clinic.com/(クリニックHP)
http://katy.jp/kurigaoka-clinic/(クリニック携帯サイト:PC可)
http://katy.jp/belta/(こころとからだのストレス対策研究所携帯サイト:PC可)
「医師は病気の専門家であって、健康の専門家ではない!」
「医師は病気の専門家であって、健康の専門家ではない!」
「医療は誰のものか?」
「医療は誰のものか?」
「医療は誰のものか?」
「医療は誰のものか?」
「医師は病気の専門家であって、健康の専門家ではない!」
「医療は誰のものか?」
「医療は誰のものか?」
「医療は誰のものか?」
「医療は誰のものか?」
Posted by chu at 10:00│Comments(0)
│医療全般
※会員のみコメントを受け付けております、ログインが必要です。