「栗が丘クリニック通信」＠ナガブロ

　おはようございます。栗が丘クリニックマネージャーの荒井です。
　今週は、「疲労とアンチエイジング（抗加齢）」というテーマについてお送りさせていただいております

　昨日は、「様々なストレスが、お肌の大敵となる」ということについてお話をさせていただきました。
　今日は、「睡眠もアンチエイジングには大切です！」というお話をさせていただきたいと思います。

　昔から、「睡眠不足は、お肌の大敵」ということを実感されている方も多いことと思います。
　私事ですが、「夜１２時過ぎに寝ても、寝たことにはならない」と昔、祖父が健在の頃、よく注意されました。
　その頃は、「ふーん。そんなものなのかな〜？」と半信半疑でしたが、今となってはそれがどういう意味を持つのかよくわかります。
（昔の人は、偉いですよね！）

　漢方の考え方では、昼間は「陽」で、夜は「陰」になります。
　自律神経の働きがまさにこれで、日の出とともに起き、日の入りとともに寝ていた時代には皆、睡眠という面では極めて「健康的」であったのです！

　また、「成長ホルモン」ということばを聞いたことがあると思いますが、これはなにも思春期だけの特権ではありません！
　この成長ホルモンは、午後１０時頃から午前２時くらいまでの間にたくさん放出され、からだの修復作業に欠かせないものです。

　もちろん、ここに「疲労」が加わればなおさらのことです。
　からだは生命維持のためには、顔よりもからだの方を優先させるからです。
　ですから、睡眠不足に陥ると「お肌が荒れる」というのは、至極当たり前のことだったのです。

　以上のことから、からだの健康のためだけではなく美容のためにも、午後１０時頃から午前２時くらいの間を挟んでしっかりと睡眠時間を確保していただくようにお願いしたいです！
　なぜならば、その方が高価な化粧品を使うこと以上に効果があるからです！

　寝苦しい夜も確かにあるでしょうが、アンチエイジングのためにもいろいろと工夫をしていただいて、しっかりと睡眠時間を確保していただきたいと思います。

　本日も、お読みくださいましてありがとうございました。