2014年07月14日
「産後うつの傾向と対策!」
おはようございます。栗が丘クリニックマネージャーの荒井です。
今週も、「産後うつの傾向と対策!」ということでお送りしています。
さて本日は、「睡眠」についてのお話を続けてお送りします。
「うつ」や「産後うつ」に傾く大きな要因として、前回は「睡眠」を取り上げましたが、実は、このほかにも「睡眠」の質を左右する大きな要因があります。
それは、「栄養」と「太陽」です。
ご存じの方も多いかと思いますが、人の眠りに関する脳内伝達物質(ホルモン)があります。
それが「メラトニン」です。
メラトニンは脳内で合成されます。
そして、この際に必要なのが「太陽」なのです。
人は朝、目覚めと共に太陽の光を浴びることによって「25時間周期」と言われている体内時計をリセットし、本来あるべき生体リズムを取り戻します。
そして、十分に太陽を浴びると脳内ではメラトニンを合成します。
ただ、メラトニンの合成のためには、午前中に太陽を浴びることが必要だそうです。
それも、ひじの内側とかひざの裏側とかにも浴びると良い、というようなお話を聞いたことがあります。
まあ、それくらい普段は隠れているところにも浴びるくらいの意識でするのが良いということなのかもしれませんが・・・。
それはそれとして、メラトニンを脳内で生成するためには「太陽」だけでは片手落ちです。
そのために必要なのが「脳の栄養」です。
現代人の食事は、以前にも述べましたように「過度の脳の栄養不足」に陥っている方が多いのです。
だから、「うつ」 や「産後うつ」が近年、爆発的に増えていると考えられているのです。
ですから、「脳の栄養不足」によって「うつ」や「産後うつ」にならないためにも、良質な栄養補助食品(サプリメント)などで補給してあげることが大切となるのです。
もちろん、今は元気で普通の生活を送っている方でも、「脳の栄養不足」に陥らないために普段から予防的に「脳の栄養補給」を心がけていただくのが良いと思います。
「脳内伝達物質」には、たくさんの種類があるのですが、栄養素のそのひとつでもが欠けたなら、以降に合成されるはずの脳内伝達物質は全く合成することができなくなってしまうのです。
ですから、「まんべんなく、必要な全種類の必要量」を摂取していただくことが大切となるのです。
「うつ」や「産後うつ」にならないためにも、「太陽の光」をキチンと浴びてリズムを作り、「脳の栄養」をしっかり取って、質の良い睡眠を取っていただきたいと思うのです。
ということで、本日もお読みくださり、ありがとうございました。
クリニックHP: http://www.kurigaoka-clinic.com/
ナガブロ:http://kurigaokaclinic358.naganoblog.jp/
~「うつ」は、こころとからだの安全装置!~ 栗が丘クリニック
~「産後うつ」発症のメカニズムと対策について~
~人財をドブに捨てている経営者~ @栗が丘クリニック
~「性格・気質」と「うつ・パニック」について~
~うつは、ココロとカラダの安全装置!~ 講演会@栗が丘クリニックのご感想シェア
もしかして、うつ・・・。(~~;
~「産後うつ」発症のメカニズムと対策について~
~人財をドブに捨てている経営者~ @栗が丘クリニック
~「性格・気質」と「うつ・パニック」について~
~うつは、ココロとカラダの安全装置!~ 講演会@栗が丘クリニックのご感想シェア
もしかして、うつ・・・。(~~;
※会員のみコメントを受け付けております、ログインが必要です。