2012年05月21日
「うつは食べ物が原因だった!」Vol.6
おはようございます。栗が丘クリニックマネージャーの荒井です。
今週も「図解でわかる最新栄養学 うつは食べ物が原因だった!」を参考にして「うつ」についてお話をさせていただいています。
私たちのからだは、その多くがタンパク質でできています。
皮膚や筋肉、髪や爪の大部分がタンパク質で構成されていることは多くの方がご存知かと思います。が、その他にも骨や歯の大切な構成要素としてタンパク質が関わっていることを私はこの本を読むことによって最近知ることとなり、改めて驚いています。
また、タンパク質は体内の様々な活動を支える「酵素の元」でもありますし、今回のテーマである「うつ」に関してタンパク質は「脳内ホルモン」の原料となりますので必須の栄養素となるのです。
しかし、1977年に米上院で報告された「マクガバンレポート」によって「動物性タンパク質中心の欧米型食生活がガンや心臓病などの原因である」と指摘され、以降、肉をはじめとして卵、牛乳などが控えられたのだそうです。
しかし、北極圏に住むイヌイットの人たちの生き方を研究した結果、アザラシやシロクマの肉を常時食べ、夏場は魚や海草類を食べる食生活からいわゆる欧米型の食生活に変化して以降、それ以前にはなかった糖尿病や心筋梗塞、脳梗塞、肥満や高脂血症といった生活習慣病がしばしば発症するようになったというのです。
彼らが肉食中心だった頃よりも、健康状態がむしろ悪くなっている現状は、私たちに何を教えてくれているのでしょうか?
また、「動物性タンパク質と植物性タンパク質のどちらが優れているのか?」ということがやはり脳裏をよぎると思います。
結論から言うと、「どちらも大切である」ということ(笑)で、いろいろなものをおいしく料理して、バランスよく食べていただくことが大切かと思います。
あと、肉を食べる際に気をつけていただきたいのは、「酸っぱいものや発酵食品」と一緒に食べて頂きたいということです。
なぜならば、体内に入った肉(タンパク質)は、そのままでは体内の温度によって腐敗しやすいからだそうです。
また、「肉を食べたら、野菜も多く摂るように!」と言われてきましたが、そうそう野菜も食べることができる訳ではありませんので、日本人なりの漬け物や発酵食品(味噌、醤油)といった食材を上手に使っておいしく肉や魚、卵などを食べていただき、「うつ」になるリスクを少しでも回避していただけたらと思うのです。
ということで、本日もお読みくださりありがとうございました。
http://www.kurigaoka-clinic.com/(クリニックHP)
http://katy.jp/kurigaoka-clinic/(クリニック携帯サイト:PC可)
http://katy.jp/belta/(こころとからだのストレス対策研究所携帯サイト:PC可)
残念ながら「メルマガ解除をしたい」という方は、stop_kurigaoka-clinic@katy.jpへ空メールをお送りください
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私たちのからだは、その多くがタンパク質でできています。
皮膚や筋肉、髪や爪の大部分がタンパク質で構成されていることは多くの方がご存知かと思います。が、その他にも骨や歯の大切な構成要素としてタンパク質が関わっていることを私はこの本を読むことによって最近知ることとなり、改めて驚いています。
また、タンパク質は体内の様々な活動を支える「酵素の元」でもありますし、今回のテーマである「うつ」に関してタンパク質は「脳内ホルモン」の原料となりますので必須の栄養素となるのです。
しかし、1977年に米上院で報告された「マクガバンレポート」によって「動物性タンパク質中心の欧米型食生活がガンや心臓病などの原因である」と指摘され、以降、肉をはじめとして卵、牛乳などが控えられたのだそうです。
しかし、北極圏に住むイヌイットの人たちの生き方を研究した結果、アザラシやシロクマの肉を常時食べ、夏場は魚や海草類を食べる食生活からいわゆる欧米型の食生活に変化して以降、それ以前にはなかった糖尿病や心筋梗塞、脳梗塞、肥満や高脂血症といった生活習慣病がしばしば発症するようになったというのです。
彼らが肉食中心だった頃よりも、健康状態がむしろ悪くなっている現状は、私たちに何を教えてくれているのでしょうか?
また、「動物性タンパク質と植物性タンパク質のどちらが優れているのか?」ということがやはり脳裏をよぎると思います。
結論から言うと、「どちらも大切である」ということ(笑)で、いろいろなものをおいしく料理して、バランスよく食べていただくことが大切かと思います。
あと、肉を食べる際に気をつけていただきたいのは、「酸っぱいものや発酵食品」と一緒に食べて頂きたいということです。
なぜならば、体内に入った肉(タンパク質)は、そのままでは体内の温度によって腐敗しやすいからだそうです。
また、「肉を食べたら、野菜も多く摂るように!」と言われてきましたが、そうそう野菜も食べることができる訳ではありませんので、日本人なりの漬け物や発酵食品(味噌、醤油)といった食材を上手に使っておいしく肉や魚、卵などを食べていただき、「うつ」になるリスクを少しでも回避していただけたらと思うのです。
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~「うつ」は、こころとからだの安全装置!~ 栗が丘クリニック
~「産後うつ」発症のメカニズムと対策について~
~人財をドブに捨てている経営者~ @栗が丘クリニック
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Posted by chu at 11:45│Comments(0)
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