2011年09月21日
美しく健康的にダイエットしたいなら・・・
おはようございます。栗が丘クリニックマネージャーの荒井です。
昨日は、「美しく健康的にダイエットするための順番、その2」の「腸をきれいにする」についてお話をさせていただきました。
今日は、続きの3番「体温を上げる」についてお話をさせていただきたいと思います。
あなたは、「体温を上げる」と聞いてどんな方法を思い浮かべますか?
続きを読む前に、ご自身で考えてみてください。
その方法の一例として、
暖房を入れる。
お風呂に入る。
厚着をする。
運動をする。
温かいものを食べる。
ショウガや香辛料を摂る。Etc.
いろいろなことが思い浮かんだことと思います。
では、そもそも「なぜ、体温を上げる必要があるのか?」という理由についてはどんなものがあると思いますか?
その、最も基本的なことは、「人は、化学反応によって生きているから」というのが理由となります。
一般に「化学反応」と聞くと、なんだか無味乾燥した実験室のビーカーや、人によっては化学式などを思い浮かべる方も多いかも知れません。
しかし、私たちが日々、こうして生きている背景には、純然たる化学反応が働いているのです。それは、脳内に於いても同じです。
結論から言うと体温は、基本的には36.5℃あることが望ましいです。しかし、これがあまりにも高すぎても低すぎてもよくありません。
なぜならば、化学反応の代表として「酵素による反応」というものがあるからです。すぐ思いつく酵素反応としては、食べ物を腸で吸収することが出来るまでに分解する「消化」という反応がありますし、その栄養素を再び組み合わせて細胞や骨等を「再合成」する反応があげられます。
また、この他には「免疫系細胞の活性」という理由もあげられます。
もっと恐ろしいことには、体温が35.0℃付近では「がん細胞が最も活性化する」ということでしょう。
ですから、一定の体温を維持することは、私たちの生命維持のためには絶対に必要な条件なのです。
しかし、現代人は低体温の方が以外にも多いのです。
昔から、「冷えは万病の元」といわれています。からだのことを学べば学ぶほど、病気の根本的な原因は「冷え」に帰結してしまうのです。
では、「どうしたらよいのか?」ということですが、これは先にあげた項目をひとつでも多く実践していただく他にはないでしょう。
だだ、漢方的に見た場合には、もう少しお話しできる部分があります。
漢方の基本は「血液一元」であるということを既にお話しさせていただいていますが、まさにこれが「体温を上げるコツ」になります。
では、薪ストーブを思い浮かべてみてください。
この薪ストーブが赤々と燃えるためには何が必要でしょうか?
ここで、ちょっと考えてみてください。
そのひとつに当然、「薪」があげられます。
その次に「酸素」が必要ですよね!
最後は何でしょうか?
そうです!火種(種火)です。
この火種に当たるのが漢方でいうところの「腎」になるのです。
どんなに薪があっても「火種」がなければストーブは冷たいままです。
また、火種もあまりにも小さい場合には薪に着火しません。
同じことが私たちのからだの中で起こっていると考えてみてください。
その「火種」=「腎」を作り出しているのが、私たちが日々、摂取している栄養素のうちの「ビタミン」や「ミネラル」「塩」等々なのです。
特に、減塩運動で槍玉にあげられている「塩」は、「腎」の栄養のためには、本当は欠かすことができない栄養素なのです。
ただ、ここでいう「塩」とは、「天然塩」です。決して塩化ナトリウム
などではありません(塩化ナトリウムは、塩化化合物=塩化ビニール等を作るための原料で、健全な食品とは言いかねる代物だと考えています)。
また、天然塩に含まれる「にがり成分」が良いからと、そればかり摂取するというのもバランス的にはどうかな?と、私は思います。
いずれにしろ、「腎の栄養」(=ひじき等の海草類、黒豆、ごま等の黒い食品)をきちんと摂ることによって体温を作り出す、それがからだの中の適切な化学反応を促すことに通じるということなのです。
もうひとつ付け加えるならば、体温が低いことによってリンパの詰まりが出てきます。リンパが詰まるということは、家でいえば下水管が詰まることと同じです。とても大変なことになりますよね!
いかがでしたか?
以上で、適正な体温維持の必要性やその方法論についておわかりいただけたことと思います。
ということで、本日もお読みくださりありがとうございました。
http://www.kurigaoka-clinic.com/(クリニックHP)
http://katy.jp/kurigaoka-clinic/(クリニック携帯サイト:PC可)
http://katy.jp/belta/(こころとからだのストレス対策研究所携帯サイト:PC可)
昨日は、「美しく健康的にダイエットするための順番、その2」の「腸をきれいにする」についてお話をさせていただきました。
今日は、続きの3番「体温を上げる」についてお話をさせていただきたいと思います。
あなたは、「体温を上げる」と聞いてどんな方法を思い浮かべますか?
続きを読む前に、ご自身で考えてみてください。
その方法の一例として、
暖房を入れる。
お風呂に入る。
厚着をする。
運動をする。
温かいものを食べる。
ショウガや香辛料を摂る。Etc.
いろいろなことが思い浮かんだことと思います。
では、そもそも「なぜ、体温を上げる必要があるのか?」という理由についてはどんなものがあると思いますか?
その、最も基本的なことは、「人は、化学反応によって生きているから」というのが理由となります。
一般に「化学反応」と聞くと、なんだか無味乾燥した実験室のビーカーや、人によっては化学式などを思い浮かべる方も多いかも知れません。
しかし、私たちが日々、こうして生きている背景には、純然たる化学反応が働いているのです。それは、脳内に於いても同じです。
結論から言うと体温は、基本的には36.5℃あることが望ましいです。しかし、これがあまりにも高すぎても低すぎてもよくありません。
なぜならば、化学反応の代表として「酵素による反応」というものがあるからです。すぐ思いつく酵素反応としては、食べ物を腸で吸収することが出来るまでに分解する「消化」という反応がありますし、その栄養素を再び組み合わせて細胞や骨等を「再合成」する反応があげられます。
また、この他には「免疫系細胞の活性」という理由もあげられます。
もっと恐ろしいことには、体温が35.0℃付近では「がん細胞が最も活性化する」ということでしょう。
ですから、一定の体温を維持することは、私たちの生命維持のためには絶対に必要な条件なのです。
しかし、現代人は低体温の方が以外にも多いのです。
昔から、「冷えは万病の元」といわれています。からだのことを学べば学ぶほど、病気の根本的な原因は「冷え」に帰結してしまうのです。
では、「どうしたらよいのか?」ということですが、これは先にあげた項目をひとつでも多く実践していただく他にはないでしょう。
だだ、漢方的に見た場合には、もう少しお話しできる部分があります。
漢方の基本は「血液一元」であるということを既にお話しさせていただいていますが、まさにこれが「体温を上げるコツ」になります。
では、薪ストーブを思い浮かべてみてください。
この薪ストーブが赤々と燃えるためには何が必要でしょうか?
ここで、ちょっと考えてみてください。
そのひとつに当然、「薪」があげられます。
その次に「酸素」が必要ですよね!
最後は何でしょうか?
そうです!火種(種火)です。
この火種に当たるのが漢方でいうところの「腎」になるのです。
どんなに薪があっても「火種」がなければストーブは冷たいままです。
また、火種もあまりにも小さい場合には薪に着火しません。
同じことが私たちのからだの中で起こっていると考えてみてください。
その「火種」=「腎」を作り出しているのが、私たちが日々、摂取している栄養素のうちの「ビタミン」や「ミネラル」「塩」等々なのです。
特に、減塩運動で槍玉にあげられている「塩」は、「腎」の栄養のためには、本当は欠かすことができない栄養素なのです。
ただ、ここでいう「塩」とは、「天然塩」です。決して塩化ナトリウム
などではありません(塩化ナトリウムは、塩化化合物=塩化ビニール等を作るための原料で、健全な食品とは言いかねる代物だと考えています)。
また、天然塩に含まれる「にがり成分」が良いからと、そればかり摂取するというのもバランス的にはどうかな?と、私は思います。
いずれにしろ、「腎の栄養」(=ひじき等の海草類、黒豆、ごま等の黒い食品)をきちんと摂ることによって体温を作り出す、それがからだの中の適切な化学反応を促すことに通じるということなのです。
もうひとつ付け加えるならば、体温が低いことによってリンパの詰まりが出てきます。リンパが詰まるということは、家でいえば下水管が詰まることと同じです。とても大変なことになりますよね!
いかがでしたか?
以上で、適正な体温維持の必要性やその方法論についておわかりいただけたことと思います。
ということで、本日もお読みくださりありがとうございました。
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春は、「着ぐるみ(脂肪)」を脱ぐチャンスです!
「旦那は、ほめて育てましょう!」
春に向けてダイエット!Vol.5
春に向けてダイエット Vol.4
春に向けてダイエット!Ver.3
春に向けてダイエット!Vol.2
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Posted by chu at 10:42│Comments(0)
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