「栗が丘クリニック通信」＠ナガブロ

おはようございます。栗が丘クリニック　マネージャーの荒井です。
今週は、いよいよ感染拡大が始まった「インフルエンザ＆ノロウイルス対策」についてお話しさせていただきます。

１１月も最終週ということで、いよいよ本格的な冬に向けて季節は着実に動いています。
冬と言えば、「インフルエンザ」と「ノロウイルス」の季節ですね！

空気も乾燥してきていますので、インフルエンザウイルスさんたちの活動が活発になってきています。なにせ、ウイルスさんたちは「乾燥」が大好きですからね！
長野市内では、１１月の早いうちからインフルエンザの集団感染が広まっているようです。
幸い、うちの娘が通う学校では、まだそういったことは聞こえて来ていません。

さて、そもそも「インフルエンザ」ってなんでしょうか？
そんなに怖がるべきものなのでしょうか？

「インフルエンザ」の元々の意味は、「影響」「感化」「勢力」「威信」等々だそうです（コトバンクより）。それが医学用語に転じて 「感染が広がる」ことと意味付けされたようです。
なので、「インフルエンザに感染した！」という用語の使い方は、大きく間違っている事になりますね！（笑）

確かに、インフルエンザは「感染が爆発的に拡大すること」が多いですから、一見するとその恐怖に巻き込まれる人が出てくるのは無理もありません。

しかし、冷静に見れば、「インフルエンザウイルスの一体、どこが怖い」のでしょうか？
それは、「ノロウイルス」による感染とも共通です。

「ノロウイルス」と聞くと「大変だ！」とやはり騒ぎ立てる人たちがいますが、良～く考えて見てください。
彼らはずっと昔から、私たちと共に生きて？（ウイルスは、生物ではないため）来たのです。
近代になって突然、現れたものではないからです。

「でも、重症化したり・・・」

そんな人、近所で聞いたことありますか？

ノロいウイルスだって、昔から「感染性胃腸炎」という名前で通っていただけで、最近になって「ノロウイルス」という形で特定され、命名されただけのことで、ずっと昔からあったわけですから・・・。
ただ、マスコミが焚きつけたり、ネットが一般化したことによって情報の拡散が早くなったり、広範から取ることができるようになっただけのことです。

ニュースも新聞も、ましてやネットもないと仮定したらどうですか？
入ってくる情報は、せいぜい半径２キロが良いところではないでしょうか？
もしそうであるならば、これほどあなたのココロは乱れませんよね！？（笑）

逆に言えば、「情報過多」によって恐怖や不安ばかりが煽られているだけなのです。

あと、こういう時代ですから多くの方が働きに出ています。
核家族化も進んでいます。
だから、気軽に休めないとか、面倒を見てくれる人がいないとか、ウイルスの感染に関しての心配というよりは経済や生活環境での不安や心配の方が大きいのではないのでしょうか？

今一度、冷静になって「なぜ、インフルエンザウイルスやノロウイルスが怖いのか？」について、あなたの中にある「不安感」や「心配」「恐怖」についてしっかりと掘り下げて見てください。

インフルエンザウイルスもノロウイルスも、決して怖いものではないのです。
栄養と休息をしっかりと取って、ゆっくりとしていれば、あなたの中にある自己治癒力が勝手に治してくれるのですから・・・。

ということで、本日もお読みくださりありがとうございました。

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