2013年08月15日
「手足口病」なんて怖くない!
おはようございます。栗が丘クリニック マネージャーの荒井です。
今日も、「手足口病なんか怖くない」をお送りします。
「手足口病」が流行っているそうですが、意味のない心配は、お母さんの気力や体力、免疫力にも影響します。
ですから、もしそのようなことがあった場合には即刻、「無意味な心配」は捨てて下さい。
そして、「本当にしなければいけない心配」をして下さい。
ということで、本日は「なぜ、免疫力が低下するのか?」ということについてお話をさせて頂きたいと思います。
私たちがこの地球上で生きていられるのは「免疫力」があるからなのです。
免疫力という字を見ておわかりの通り、「疫(病)を免じる」から免疫力です。
「疫」とは病であり、病原菌を指します。
もちろん、その昔には病原菌という概念はなかったでしょうから「病魔」というように「もののけ」の仕業とかのろいとか、そんな感じで病気を受け取っていたことと思います。
で、「免疫力がなぜ落ちるのか?」ということですが、今回のような子ども特有のケースでは、一番の原因は「腸の健康」にあると見て良いと思います。
子どもは生まれてすぐには免疫力がありませんので、お母さんのお乳を飲んで、そこに含まれている「免疫力のもと」によって健康を保っています。
しかし、半年くらいでしたか、徐々にお母さんのお乳に含まれる「免疫力のもと」が少なくなってくると、今度は自らの免疫力を高めて自衛手段を講ずるように身体が変化して行きます。
最近の研究では、「腸に免疫力の要がある」ということがわかってきました。
ですから、免疫力を高めるためには「腸の状態を健康に保つ必要がある」ということがわかってきたのです。
ここで問題がひとつ。
「健康のために!」とか「骨が丈夫になるように!」などと言って牛乳や乳製品などをたくさんお子さんに与えているお母さんもたくさんお出でかと思いますが、これがそもそもの間違いなのです!
牛乳や乳製品は、実は免疫力の要である「腸」と「血液」を汚してしまうのです。
ですから、嗜好品として乳製品を摂る程度はいいのですが、無理矢理?「健康のため!」といってたくさん摂ることはオススメしません。
また、特に子ども時代の腸は未発達であることから尚更です。
未発達なうえに、乳製品でダメージを負わされ免疫力まで落とされたのではたまったものではありません。
で、「これに対応する方法が全くないのか?」ということなのですが、なくもありません。
実は、逆に牛乳に「あるもの」と「あるもの」を組み合わせて飲んで頂くと良いのですが、この場でお話しできませんので、知りたいという方はメールやお電話でお問い合わせ頂くか、または直接、私まで会いにクリニックまでお出かけくださいね。
もちろん、このほかにも「腸」を不健康にしてしまうような食べ物や食べ方、生活習慣というものもありますので、対応して頂く事には事欠かないのです。
ことに昨今の油脂をふんだんに使ったスナック菓子や食品添加物、冷たいものの飲み過ぎ等々によって「腸の健康」=「免疫力」が徐々に損なわれてしまっっていると言うことも見逃せません。
「腸の健康」以外で免疫力を落とす大きな原因のひとつとして「睡眠不足」が挙げられます。
夏は暑い上に眠れなかったりして、それがダメージとなって免疫力を落とす一因になっているのです。
また、夏は漢方的に見ても気持ちが高揚し、どうしても夜更かししがちになります。
子どもは生理的にも睡眠時間を多く取ることが大切ですので、足りない分はお昼寝をするとかで補って頂きたいものです。
そのほかには「からだを冷やす」ということが挙げられるでしょう。
寒い冬でもアイスクリームを売っている時代です。
冷たい食べ物や飲み物が年中、ふんだんにあります。
子どもはその体格を見てもおわかりの通り、大人と比較して当然小さいですから、大人と同じだけの量の冷たいものを摂ったとしたら、それだけダメージも大きくなります。
意外に盲点ですので、お気をつけ下さい。
(もちろん、大人の皆さんもですが・・・)
最後に、総合的なことについてお話しさせて頂きたいと思います。
「免疫力の高さ」とは、言ってみれば「=生活習慣の総合点」ということになるのです。
ですから、早寝早起き、規則正しくバランスの取れた食事、ストレスをため込まない、無理しない・がんばらない、適度な運動、からだを冷やさない、良好な人間関係等々、ありとあらゆることについて気を使い、心身ともに良好な状態を日々、維持、増進することに努めるほかにないのです。
手足口病は、「誰もが罹る可能性がある病気」ではあるものの、「わざわざ罹る必要がない病気」でもあるのです。
その要は「免疫力」にあるということをしっかりと頭に留め置いて頂けたらと思います。
ということで、本日もお読み下さりありがとうございました。
http://www.kurigaoka-clinic.com/(クリニックHP)
http://katy.jp/kurigaoka-clinic/(クリニック携帯サイト:PC可)
http://katy.jp/belta/(こころとからだのストレス対策研究所携帯サイト:PC可)
http://kurigaokaclinic358.naganoblog.jp/(ナガブロ)
今日も、「手足口病なんか怖くない」をお送りします。
「手足口病」が流行っているそうですが、意味のない心配は、お母さんの気力や体力、免疫力にも影響します。
ですから、もしそのようなことがあった場合には即刻、「無意味な心配」は捨てて下さい。
そして、「本当にしなければいけない心配」をして下さい。
ということで、本日は「なぜ、免疫力が低下するのか?」ということについてお話をさせて頂きたいと思います。
私たちがこの地球上で生きていられるのは「免疫力」があるからなのです。
免疫力という字を見ておわかりの通り、「疫(病)を免じる」から免疫力です。
「疫」とは病であり、病原菌を指します。
もちろん、その昔には病原菌という概念はなかったでしょうから「病魔」というように「もののけ」の仕業とかのろいとか、そんな感じで病気を受け取っていたことと思います。
で、「免疫力がなぜ落ちるのか?」ということですが、今回のような子ども特有のケースでは、一番の原因は「腸の健康」にあると見て良いと思います。
子どもは生まれてすぐには免疫力がありませんので、お母さんのお乳を飲んで、そこに含まれている「免疫力のもと」によって健康を保っています。
しかし、半年くらいでしたか、徐々にお母さんのお乳に含まれる「免疫力のもと」が少なくなってくると、今度は自らの免疫力を高めて自衛手段を講ずるように身体が変化して行きます。
最近の研究では、「腸に免疫力の要がある」ということがわかってきました。
ですから、免疫力を高めるためには「腸の状態を健康に保つ必要がある」ということがわかってきたのです。
ここで問題がひとつ。
「健康のために!」とか「骨が丈夫になるように!」などと言って牛乳や乳製品などをたくさんお子さんに与えているお母さんもたくさんお出でかと思いますが、これがそもそもの間違いなのです!
牛乳や乳製品は、実は免疫力の要である「腸」と「血液」を汚してしまうのです。
ですから、嗜好品として乳製品を摂る程度はいいのですが、無理矢理?「健康のため!」といってたくさん摂ることはオススメしません。
また、特に子ども時代の腸は未発達であることから尚更です。
未発達なうえに、乳製品でダメージを負わされ免疫力まで落とされたのではたまったものではありません。
で、「これに対応する方法が全くないのか?」ということなのですが、なくもありません。
実は、逆に牛乳に「あるもの」と「あるもの」を組み合わせて飲んで頂くと良いのですが、この場でお話しできませんので、知りたいという方はメールやお電話でお問い合わせ頂くか、または直接、私まで会いにクリニックまでお出かけくださいね。
もちろん、このほかにも「腸」を不健康にしてしまうような食べ物や食べ方、生活習慣というものもありますので、対応して頂く事には事欠かないのです。
ことに昨今の油脂をふんだんに使ったスナック菓子や食品添加物、冷たいものの飲み過ぎ等々によって「腸の健康」=「免疫力」が徐々に損なわれてしまっっていると言うことも見逃せません。
「腸の健康」以外で免疫力を落とす大きな原因のひとつとして「睡眠不足」が挙げられます。
夏は暑い上に眠れなかったりして、それがダメージとなって免疫力を落とす一因になっているのです。
また、夏は漢方的に見ても気持ちが高揚し、どうしても夜更かししがちになります。
子どもは生理的にも睡眠時間を多く取ることが大切ですので、足りない分はお昼寝をするとかで補って頂きたいものです。
そのほかには「からだを冷やす」ということが挙げられるでしょう。
寒い冬でもアイスクリームを売っている時代です。
冷たい食べ物や飲み物が年中、ふんだんにあります。
子どもはその体格を見てもおわかりの通り、大人と比較して当然小さいですから、大人と同じだけの量の冷たいものを摂ったとしたら、それだけダメージも大きくなります。
意外に盲点ですので、お気をつけ下さい。
(もちろん、大人の皆さんもですが・・・)
最後に、総合的なことについてお話しさせて頂きたいと思います。
「免疫力の高さ」とは、言ってみれば「=生活習慣の総合点」ということになるのです。
ですから、早寝早起き、規則正しくバランスの取れた食事、ストレスをため込まない、無理しない・がんばらない、適度な運動、からだを冷やさない、良好な人間関係等々、ありとあらゆることについて気を使い、心身ともに良好な状態を日々、維持、増進することに努めるほかにないのです。
手足口病は、「誰もが罹る可能性がある病気」ではあるものの、「わざわざ罹る必要がない病気」でもあるのです。
その要は「免疫力」にあるということをしっかりと頭に留め置いて頂けたらと思います。
ということで、本日もお読み下さりありがとうございました。
http://www.kurigaoka-clinic.com/(クリニックHP)
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http://katy.jp/belta/(こころとからだのストレス対策研究所携帯サイト:PC可)
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Posted by chu at 08:11│Comments(0)
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