2012年08月07日
『いじめ問題」について考える
おはようございます。栗が丘クリニック マネージャーの荒井です。
今日も、「いじめ問題解決のための方法」について考えてみたいと思います。
人間国宝などを受賞される名工の方でも「一生勉強です」というくらいですから、その道を究めることは決して容易なことではありません。
それほどの方々がおっしゃっている言葉ですから、とても重みがありますね!
しかし一点、反論があります。
それは、「決して勉強してはならない」ということです。
もう一度、言います。
「決して勉強してはなりません」(笑)
「???」となった方は一体、どれくらいいるでしょうか?
でも実は、これは真実なのです。
「なぜか?」
それは、「勉強」という文字を今一度、じっくりと味わってみると見えてきます。
「勉強」という文字を漢語的?に読んでみましょう。
どうなるでしょうか?
「強いて、勉める」と読めますね!
ネットで調べてみましたら「勉める」とは、「努める」とほぼ同義語だそうです。
意味的には「強いて、努力する」訳ですから、その意味合いは「嫌なことだけれども渋々、努力して頑張る」ことと読めます。
(「努力」の意味合いの中にも、「渋々感」や「辛い感」「辛い事は、すばらしい!感」が思い切り漂っていますね!(笑))
つまり、「本質的にはしたくない事を嫌々やらされている」という事なのです。
実は、私たちは誰も「嫌々やる事はどんな事にせよ、パフォーマンスがグッと下がってしまう」現実を持っているのです。
持てる力を出せずじまいで終わってしまうのです。
ですから、「絶対に勉強はしてはならない」のです。
(同じく、「努力」も絶対にしてはいけません)
「もし、あなたの意見が正しいのであれば、人間国宝を受賞される方々がたどり着いた境地をどう説明するのですか?」
「あなたが主張している事は、おかしいのではないのでしょうか?」
と、反論されそうです。
はい。では一体、どういう事かお答えしましょう!(笑)
人間国宝の方々がおっしゃっている 「一生勉強」の勉強とは=「まなび」です。
「まなび」と「勉強」は、似て非なるものなのです。
「まなび」の語源は「まねび」です。
つまり、「人様の良いところをまねる事」そのものが「まなび(まねび)」なのです!
(もちろん、悪い事を反面教師とすることも立派なまなびですが・・・)
別な面から解説します。
「勉強」とは「have to」の世界なのです。
つまり、「〜ねばならない」世界なのです。
対して「まなび」とは「want to」の世界なのです。
つまり、「〜したいから、する」世界なのです。
何もこれは、いわゆる学校でのカリキュラム履行における問題ばかりに関係する訳ではありません。
あなたが日々、取り組んでいる「仕事」においても同じ事です。
日本語で書くとわかりにくいのですが、英語的に読み解くと、 この2つは絶対的なベクトルが180度違うのです。
ここの感覚がわかっていただけないと、今日のお話はここでおしまいとなってしまいます。(笑)
ここで、車の免許取得を例に、たとえ話をしてみましょう。
あなたが車の免許を取りに行ったときの事を思い出してみてください。
車の構造についての授業を受けたとき、あなたはどう感じていましたか?
あなたが男性なら、機械やその構造については好きな方が多いと思いますので「何を今さら」という方が多かったのではないでしょうか?
対して、あなたが女性ならば「よくわかんない!できることなら、早く終わってほしい」と思っていたのではないでしょうか?
男性陣は自動車学校で「勉強」する前に、実は、自主的に雑誌や専門書等でその構造を「まなんで」いたのです。
対して女性陣は、自動車学校で一から「勉強」させられていたのです。
つまり、「好き好んで『自主的』に取り組み、寝食を忘れてまでも楽しくて、ついついやり続けてしまう世界が『まなび』」の世界観です。
対して、嫌いで嫌いでしょうがなく、時間が経つのが恐ろしく遅いと感じている状態で、かつ仕方なく『やらされている』のが『勉強』」なのです。
「勉強」と「まなび」の違いについてご理解いただけましたでしょうか?
ここが今日の肝なのですから、しっかりと感じ取っていただきたいものです。
さて、ここで質問です。
あなたは、あなたの「お仕事」を日々、どんなお気持ちで取り組んでいるでしょうか?
「have to」、それとも「want to」でしょうか?
「これは仕事だ!仕事といったら、仕事だ!何を甘い事、言っているんだ!」
あなたがもし、そう反論したくなる衝動に強く駆られたとしたならば、あなたはすでにきわめて危険な領域で日々、暮らしている事になります!(笑)
「have to」 の世界の住人は、「したくない事を、渋々やらされている」ので、パフォーマンスが上がらないし、ストレスが溜まります。
溜まったそのストレスを、どこかで発散しないといけなくなります。
時に、そのストレスが家族や子供に向かう事も十分考えられます。
子供に向けられたストレスは、今度はより弱い子供に向けられるのです。
同じように日々、やりたくもない、意味も感じられない「勉強」を強いられた子供たちはストレスを抱え、そのストレスはやはり、より弱い子供へと向かうのです。
これが、「いじめの構造」の一端なのです。
ですから、この世の中から一刻も早くすべての「勉強」や「have to」をなくす事が必要なのです!
学校でのカリキュラムを今すぐ「まなび」や「want to」に変える事が必要なのです!
ということで、本日もお読み下さりありがとうございました。
http://www.kurigaoka-clinic.com/(クリニックHP)
http://katy.jp/kurigaoka-clinic/(クリニック携帯サイト:PC可)
http://katy.jp/belta/(こころとからだのストレス対策研究所携帯サイト:PC可)
今日も、「いじめ問題解決のための方法」について考えてみたいと思います。
人間国宝などを受賞される名工の方でも「一生勉強です」というくらいですから、その道を究めることは決して容易なことではありません。
それほどの方々がおっしゃっている言葉ですから、とても重みがありますね!
しかし一点、反論があります。
それは、「決して勉強してはならない」ということです。
もう一度、言います。
「決して勉強してはなりません」(笑)
「???」となった方は一体、どれくらいいるでしょうか?
でも実は、これは真実なのです。
「なぜか?」
それは、「勉強」という文字を今一度、じっくりと味わってみると見えてきます。
「勉強」という文字を漢語的?に読んでみましょう。
どうなるでしょうか?
「強いて、勉める」と読めますね!
ネットで調べてみましたら「勉める」とは、「努める」とほぼ同義語だそうです。
意味的には「強いて、努力する」訳ですから、その意味合いは「嫌なことだけれども渋々、努力して頑張る」ことと読めます。
(「努力」の意味合いの中にも、「渋々感」や「辛い感」「辛い事は、すばらしい!感」が思い切り漂っていますね!(笑))
つまり、「本質的にはしたくない事を嫌々やらされている」という事なのです。
実は、私たちは誰も「嫌々やる事はどんな事にせよ、パフォーマンスがグッと下がってしまう」現実を持っているのです。
持てる力を出せずじまいで終わってしまうのです。
ですから、「絶対に勉強はしてはならない」のです。
(同じく、「努力」も絶対にしてはいけません)
「もし、あなたの意見が正しいのであれば、人間国宝を受賞される方々がたどり着いた境地をどう説明するのですか?」
「あなたが主張している事は、おかしいのではないのでしょうか?」
と、反論されそうです。
はい。では一体、どういう事かお答えしましょう!(笑)
人間国宝の方々がおっしゃっている 「一生勉強」の勉強とは=「まなび」です。
「まなび」と「勉強」は、似て非なるものなのです。
「まなび」の語源は「まねび」です。
つまり、「人様の良いところをまねる事」そのものが「まなび(まねび)」なのです!
(もちろん、悪い事を反面教師とすることも立派なまなびですが・・・)
別な面から解説します。
「勉強」とは「have to」の世界なのです。
つまり、「〜ねばならない」世界なのです。
対して「まなび」とは「want to」の世界なのです。
つまり、「〜したいから、する」世界なのです。
何もこれは、いわゆる学校でのカリキュラム履行における問題ばかりに関係する訳ではありません。
あなたが日々、取り組んでいる「仕事」においても同じ事です。
日本語で書くとわかりにくいのですが、英語的に読み解くと、 この2つは絶対的なベクトルが180度違うのです。
ここの感覚がわかっていただけないと、今日のお話はここでおしまいとなってしまいます。(笑)
ここで、車の免許取得を例に、たとえ話をしてみましょう。
あなたが車の免許を取りに行ったときの事を思い出してみてください。
車の構造についての授業を受けたとき、あなたはどう感じていましたか?
あなたが男性なら、機械やその構造については好きな方が多いと思いますので「何を今さら」という方が多かったのではないでしょうか?
対して、あなたが女性ならば「よくわかんない!できることなら、早く終わってほしい」と思っていたのではないでしょうか?
男性陣は自動車学校で「勉強」する前に、実は、自主的に雑誌や専門書等でその構造を「まなんで」いたのです。
対して女性陣は、自動車学校で一から「勉強」させられていたのです。
つまり、「好き好んで『自主的』に取り組み、寝食を忘れてまでも楽しくて、ついついやり続けてしまう世界が『まなび』」の世界観です。
対して、嫌いで嫌いでしょうがなく、時間が経つのが恐ろしく遅いと感じている状態で、かつ仕方なく『やらされている』のが『勉強』」なのです。
「勉強」と「まなび」の違いについてご理解いただけましたでしょうか?
ここが今日の肝なのですから、しっかりと感じ取っていただきたいものです。
さて、ここで質問です。
あなたは、あなたの「お仕事」を日々、どんなお気持ちで取り組んでいるでしょうか?
「have to」、それとも「want to」でしょうか?
「これは仕事だ!仕事といったら、仕事だ!何を甘い事、言っているんだ!」
あなたがもし、そう反論したくなる衝動に強く駆られたとしたならば、あなたはすでにきわめて危険な領域で日々、暮らしている事になります!(笑)
「have to」 の世界の住人は、「したくない事を、渋々やらされている」ので、パフォーマンスが上がらないし、ストレスが溜まります。
溜まったそのストレスを、どこかで発散しないといけなくなります。
時に、そのストレスが家族や子供に向かう事も十分考えられます。
子供に向けられたストレスは、今度はより弱い子供に向けられるのです。
同じように日々、やりたくもない、意味も感じられない「勉強」を強いられた子供たちはストレスを抱え、そのストレスはやはり、より弱い子供へと向かうのです。
これが、「いじめの構造」の一端なのです。
ですから、この世の中から一刻も早くすべての「勉強」や「have to」をなくす事が必要なのです!
学校でのカリキュラムを今すぐ「まなび」や「want to」に変える事が必要なのです!
ということで、本日もお読み下さりありがとうございました。
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~「うつ」は、こころとからだの安全装置!~ 栗が丘クリニック
~人財をドブに捨てている経営者~ @栗が丘クリニック
~わが子をかわいいと思えないお母さんへ~ 心理分析から解決法をご提案します
~「性格・気質」と「うつ・パニック」について~
「もしかして、発達障がい?」と、悩む前に!
今年も、「子育て講座」のお問い合わせをいただきました!
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Posted by chu at 00:36│Comments(0)
│こころの健康
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