2012年08月02日
「いじめ問題」について考える
おはようございます。栗が丘クリニック マネージャーの荒井です。
今日も、「いじめ問題」について考えてみたいと思います。
これまで、「いじめ問題」についていろいろ考察してきました。
では、今日からは「どうやっていじめ問題に対処して行くか?」ということについての具体的なお話をさせていただきたいと思います。
「いじめ問題」解決のために何が必要か?
そのためには、まずは大人がしっかりすることだと思います。
大人自身が、自分がこれまでに人から受けてきたいじめや嫌がらせ、辛かった体験、悲しかったこと、理不尽な体験等々について今一度、「しっかりと味わってみる」ことから始めることだと思います。
人は誰でも、多かれ少なかれこういった体験を日々、積み重ねて生きています。
ですから、「いじめ」をはじめとする様々なマイナスの事象を受けた辛さや悲しさについて「頭ではなく、こころや感情で理解している」はずです。
その辛さや悲しさをしっかりと再体験できたならば、「知らず知らずのうちに でも、自分も誰かに同じ苦しみを与えていることがあるのだ」と気づくことができるのです。
人がこころからそのことを本当に理解できたとき、「同じ苦しみを、他の誰かに味あわせたくはない」という想いが出てくるはずです。
とはいえ、やはり理不尽なことや簡単には解消できない想いというものは確かにあります。「復讐をしたい!」という気持ちがこころの底からとめどなく湧き上がってくることは確かにあります。
だからと言って、いい子ちゃんになって「その復習したいという感情を無理やりに押し殺す」様なことまでしなくても、実は良いのです。
もちろん、実行してはいけません。
では、どうするか?
そんな時には、ただひたすらにひっくり返って「復讐で燃えたぎった感情を味わいつくして」ください(これが、メンタルデトックスです)。
また、いたたまれない感情に苛まれた時にはカウンセリングを受けてみるのもおススメです。
そういったわけで、まずは大人の世界から「いじめ」をなくすことです。
それが、子供の世界から「いじめ」をなくすことに繋がるのです。
もうひとつ、大切なことがあります。
それは、「大人(親)といえども、不完全な存在なのだ!」ということを改めて自覚認識していただく事です。
そして、子供たちにもそのことをしっかりと伝えておくことです。
その上で、私たち大人は「大人が間違っていたら、どうぞしっかりと叱ってください」と子供たちにお願いしておくことです。
その謙虚な姿勢を貫くことが、必ずや子供たちに伝わるときが来ることと思います。
その謙虚な姿勢を貫くことが、子供たちから「人をいじめたい」と思う感情を消して行く原動力となって行くと、私は感じています。
ということで、本日もお読み下さりありがとうございました。
http://www.kurigaoka-clinic.com/(クリニックHP)
http://katy.jp/kurigaoka-clinic/(クリニック携帯サイト:PC可)
http://katy.jp/belta/(こころとからだのストレス対策研究所携帯サイト:PC可)
今日も、「いじめ問題」について考えてみたいと思います。
これまで、「いじめ問題」についていろいろ考察してきました。
では、今日からは「どうやっていじめ問題に対処して行くか?」ということについての具体的なお話をさせていただきたいと思います。
「いじめ問題」解決のために何が必要か?
そのためには、まずは大人がしっかりすることだと思います。
大人自身が、自分がこれまでに人から受けてきたいじめや嫌がらせ、辛かった体験、悲しかったこと、理不尽な体験等々について今一度、「しっかりと味わってみる」ことから始めることだと思います。
人は誰でも、多かれ少なかれこういった体験を日々、積み重ねて生きています。
ですから、「いじめ」をはじめとする様々なマイナスの事象を受けた辛さや悲しさについて「頭ではなく、こころや感情で理解している」はずです。
その辛さや悲しさをしっかりと再体験できたならば、「知らず知らずのうちに でも、自分も誰かに同じ苦しみを与えていることがあるのだ」と気づくことができるのです。
人がこころからそのことを本当に理解できたとき、「同じ苦しみを、他の誰かに味あわせたくはない」という想いが出てくるはずです。
とはいえ、やはり理不尽なことや簡単には解消できない想いというものは確かにあります。「復讐をしたい!」という気持ちがこころの底からとめどなく湧き上がってくることは確かにあります。
だからと言って、いい子ちゃんになって「その復習したいという感情を無理やりに押し殺す」様なことまでしなくても、実は良いのです。
もちろん、実行してはいけません。
では、どうするか?
そんな時には、ただひたすらにひっくり返って「復讐で燃えたぎった感情を味わいつくして」ください(これが、メンタルデトックスです)。
また、いたたまれない感情に苛まれた時にはカウンセリングを受けてみるのもおススメです。
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それが、子供の世界から「いじめ」をなくすことに繋がるのです。
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それは、「大人(親)といえども、不完全な存在なのだ!」ということを改めて自覚認識していただく事です。
そして、子供たちにもそのことをしっかりと伝えておくことです。
その上で、私たち大人は「大人が間違っていたら、どうぞしっかりと叱ってください」と子供たちにお願いしておくことです。
その謙虚な姿勢を貫くことが、必ずや子供たちに伝わるときが来ることと思います。
その謙虚な姿勢を貫くことが、子供たちから「人をいじめたい」と思う感情を消して行く原動力となって行くと、私は感じています。
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~「うつ」は、こころとからだの安全装置!~ 栗が丘クリニック
~人財をドブに捨てている経営者~ @栗が丘クリニック
~わが子をかわいいと思えないお母さんへ~ 心理分析から解決法をご提案します
~「性格・気質」と「うつ・パニック」について~
「もしかして、発達障がい?」と、悩む前に!
今年も、「子育て講座」のお問い合わせをいただきました!
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Posted by chu at 09:09│Comments(0)
│こころの健康
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