2012年07月30日
「いじめ問題」について考える
こんにちは。栗が丘クリニック マネージャーの荒井です。
今週も、「いじめ問題」について考えてみたいと思います。
「いじめ問題」の根幹にあるものとして考えられることに、変な「平等主義」があると思います。
人それぞれ、得意なことや不得意なことがあります。
それを互いに認め合い、補い合い、支え合う。それが教育の原点であると思います。
であるならば、いわゆる勉強ができる子とできない子がいるのは当然ですし、同じように運動が得意な子、音楽が得意な子、絵が得意な子と、いろいろいて良いはずです。
「夜回り先生」として知られている水谷修氏は、ご自身の著書「夜回り先生 命の授業」の中で、「平等ではなく公正を」と題して思いやりについて書いているところがあります。
「君とプロゴルファーの石川遼くんがゴルフをするとします。ハンディキャップなしで戦うこと、これが『平等』です。一方、それまでのゴルフの経験やスコアの実績を考えて、ハンディキャップをつけて戦うこと、これが『公正』です。(略)
身近な例では、学校で給食をみんなが同じ量をもらって食べること、これが『平等』です。そうではなく、からだの大きさや体調によってそれぞれの量を変えて配り、食べること。これが『公正』です。
どうですか、『平等』と『公正』の違いがわかりましたか。(略)
君たちが石川遼くんと『平等』にゴルフで戦っても、絶対に勝つことはできません。競技にもならないでしょう。(略)
さらに、給食ではみんなが同じ量を『平等』に食べれば、足りない人もいるでしょうし、残す人もいるでしょう。(略)
つまり、私たちが生きて行くためには「平等」という考え方は「悪平等」を生むことになるのです。
「違いがあって当たり前。その上で、その違いをたたえ合い、補い合う関係をつくり、公正を学ぶこと」
それが教育のもっともしなければならない、伝えなければならないことなのではないのでしょうか?
勉強ができるようになることが必要ならば、それを専門にしている「塾」に行けばよいのです。
本当にしなければならないことや伝えることができない学校もしくは教育者であるならば、もはやそこに存在する意味はないのではないのでしょうか?
ということで、本日もお読み下さりありがとうございました。
http://www.kurigaoka-clinic.com/(クリニックHP)
http://katy.jp/kurigaoka-clinic/(クリニック携帯サイト:PC可)
http://katy.jp/belta/(こころとからだのストレス対策研究所携帯サイト:PC可)
今週も、「いじめ問題」について考えてみたいと思います。
「いじめ問題」の根幹にあるものとして考えられることに、変な「平等主義」があると思います。
人それぞれ、得意なことや不得意なことがあります。
それを互いに認め合い、補い合い、支え合う。それが教育の原点であると思います。
であるならば、いわゆる勉強ができる子とできない子がいるのは当然ですし、同じように運動が得意な子、音楽が得意な子、絵が得意な子と、いろいろいて良いはずです。
「夜回り先生」として知られている水谷修氏は、ご自身の著書「夜回り先生 命の授業」の中で、「平等ではなく公正を」と題して思いやりについて書いているところがあります。
「君とプロゴルファーの石川遼くんがゴルフをするとします。ハンディキャップなしで戦うこと、これが『平等』です。一方、それまでのゴルフの経験やスコアの実績を考えて、ハンディキャップをつけて戦うこと、これが『公正』です。(略)
身近な例では、学校で給食をみんなが同じ量をもらって食べること、これが『平等』です。そうではなく、からだの大きさや体調によってそれぞれの量を変えて配り、食べること。これが『公正』です。
どうですか、『平等』と『公正』の違いがわかりましたか。(略)
君たちが石川遼くんと『平等』にゴルフで戦っても、絶対に勝つことはできません。競技にもならないでしょう。(略)
さらに、給食ではみんなが同じ量を『平等』に食べれば、足りない人もいるでしょうし、残す人もいるでしょう。(略)
つまり、私たちが生きて行くためには「平等」という考え方は「悪平等」を生むことになるのです。
「違いがあって当たり前。その上で、その違いをたたえ合い、補い合う関係をつくり、公正を学ぶこと」
それが教育のもっともしなければならない、伝えなければならないことなのではないのでしょうか?
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本当にしなければならないことや伝えることができない学校もしくは教育者であるならば、もはやそこに存在する意味はないのではないのでしょうか?
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~「うつ」は、こころとからだの安全装置!~ 栗が丘クリニック
~人財をドブに捨てている経営者~ @栗が丘クリニック
~わが子をかわいいと思えないお母さんへ~ 心理分析から解決法をご提案します
~「性格・気質」と「うつ・パニック」について~
「もしかして、発達障がい?」と、悩む前に!
今年も、「子育て講座」のお問い合わせをいただきました!
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Posted by chu at 13:21│Comments(0)
│こころの健康
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