2012年02月25日
あなたのそばにいる女占い師
おはようございます。栗が丘クリニック マネージャーの荒井です。
今週のまとめをしたいと思います。
今回の女占い師の事件を「他人事」として見ていた方は、まったく同じことがあなたの身の上に今すぐにでも起きることでしょう。
もし、あなたが何かを信じていた場合、それを今すぐ捨て去ることができますか?
恐らくはできないでしょう?
特に、それが何らかの宗教に関わることならばなおさらです。
もし、あなたがその信じている宗教を即刻止めるように誰かに無理強いされたならば、どんな思いがするでしょうか?
もし、あなたが何らかの宗教を信仰しているとしたならば、その苦しさたるや想像を絶することであると容易に想像がつくことと思います。
また、そう感じていただけないのであれば、ある意味で「あなたが本当にその宗教を心から信じているのか怪しい」と言わざるを得ないでしょう。
オ○ロの中島さんはまさに今、その状況下にいるのです。
だから、「洗脳を解く」ということは生半可なことではないのです。
もちろん何を信じようと、何を大切としようと、それはあなたの価値観ですから問題ありません。
ただ、どんなに良いと思うものであっても、「あなたの価値観を積極的に他人に植え付けようとする行為」+「選択の自由をはく奪する行為」は「洗脳以外の何物でもない」=「あなたは、その女占い師そのものになる」ということを肝に銘じていてほしいと思うのです。
(もちろん、私自身のこれら一連の発言も「洗脳である」と指摘されれば「はい。ある意味でその通りです」としか言いようがありませんが・・・(笑))
もうひとつ付け加えるとしたならば、これは人数の過多には依りません。
たとえば信仰する人が多いからと言って、それが絶対的に正しいとは限らないということです。
それは、ただ単に「それが正しいと思う人の数が多い」ということだけしか表していないのです。
ちょっと話がずれますが、以前にお話させていただいた「コーチング」についてもひとこと言わせてください(以下、カウンセリングやカウンセラー、クライエントと読み替えていただいても同じことが言えます)。
最近、コーチングが流行りですが、間違ってとらえられている部分が多分にある気がしてなりません。
どういうことかと言うと、コーチングの主役はコーチではありません。クライアントさんです。
コーチはあくまでも影の存在です。
ですから、「○○した方が良いですね!」とか「○○と考えてみましょう!」などとクライアントさんをあからさまに誘導したり、明確に方向性やゴールを示したりすることは絶対にあってはならないのです(相手が子供の場合には、細心の注意を払ってwant toを引き出すようにしますが・・・)。
でないと、コーチはまさに「女占い師」と全く同じ存在に成り下がってしまうからです。
コーチに決めてもらわないと何も意思決定できない存在にクライアントさんを位置づけてしまっては絶対にいけないのです!
「洗脳」は、それほど巧妙で繊細で日常にありふれた存在であるのです。
ということで、本日もお読みくださいましてありがとうございました。
クリニック携帯サイトhttp://katy.jp/kurigaoka-clinic/(PCからもご覧いただけますし、PCからメルマガ登録もできます!)
配信停止ご希望の方は、次のアドレスまで空メールをお送りください→stop_kurigaoka-clinic@katy.jp
今週のまとめをしたいと思います。
今回の女占い師の事件を「他人事」として見ていた方は、まったく同じことがあなたの身の上に今すぐにでも起きることでしょう。
もし、あなたが何かを信じていた場合、それを今すぐ捨て去ることができますか?
恐らくはできないでしょう?
特に、それが何らかの宗教に関わることならばなおさらです。
もし、あなたがその信じている宗教を即刻止めるように誰かに無理強いされたならば、どんな思いがするでしょうか?
もし、あなたが何らかの宗教を信仰しているとしたならば、その苦しさたるや想像を絶することであると容易に想像がつくことと思います。
また、そう感じていただけないのであれば、ある意味で「あなたが本当にその宗教を心から信じているのか怪しい」と言わざるを得ないでしょう。
オ○ロの中島さんはまさに今、その状況下にいるのです。
だから、「洗脳を解く」ということは生半可なことではないのです。
もちろん何を信じようと、何を大切としようと、それはあなたの価値観ですから問題ありません。
ただ、どんなに良いと思うものであっても、「あなたの価値観を積極的に他人に植え付けようとする行為」+「選択の自由をはく奪する行為」は「洗脳以外の何物でもない」=「あなたは、その女占い師そのものになる」ということを肝に銘じていてほしいと思うのです。
(もちろん、私自身のこれら一連の発言も「洗脳である」と指摘されれば「はい。ある意味でその通りです」としか言いようがありませんが・・・(笑))
もうひとつ付け加えるとしたならば、これは人数の過多には依りません。
たとえば信仰する人が多いからと言って、それが絶対的に正しいとは限らないということです。
それは、ただ単に「それが正しいと思う人の数が多い」ということだけしか表していないのです。
ちょっと話がずれますが、以前にお話させていただいた「コーチング」についてもひとこと言わせてください(以下、カウンセリングやカウンセラー、クライエントと読み替えていただいても同じことが言えます)。
最近、コーチングが流行りですが、間違ってとらえられている部分が多分にある気がしてなりません。
どういうことかと言うと、コーチングの主役はコーチではありません。クライアントさんです。
コーチはあくまでも影の存在です。
ですから、「○○した方が良いですね!」とか「○○と考えてみましょう!」などとクライアントさんをあからさまに誘導したり、明確に方向性やゴールを示したりすることは絶対にあってはならないのです(相手が子供の場合には、細心の注意を払ってwant toを引き出すようにしますが・・・)。
でないと、コーチはまさに「女占い師」と全く同じ存在に成り下がってしまうからです。
コーチに決めてもらわないと何も意思決定できない存在にクライアントさんを位置づけてしまっては絶対にいけないのです!
「洗脳」は、それほど巧妙で繊細で日常にありふれた存在であるのです。
ということで、本日もお読みくださいましてありがとうございました。
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