2018年09月18日
~人財をドブに捨てている経営者~ @栗が丘クリニック

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個性を知って、お仕事に生かしましょう!
~人財をドブに捨てている経営者~
「やる気が出ないんです・・・」
とご相談に見えたとある女性。
お話をうかがうと、
ご本人はやる気満々なのに
・派遣だから
・残業してもらっては困るから
・いつやめるかわからないのに、研修なんてもってのほか!
という理由(恐らくですが)でお仕事を減らされ、
やる気を失ってしまいました。
この方の「個性」を分析したら、
今されていることが
「もろ適職!」
な方でした。
なのに、この待遇。
今はまだ光を放っていませんが、
絶対にこの担当部署で
「コツコツしっかり成果を出して行く」
はず間違いない!方なのです。
にもかかわらず、
「個性分析」
というものがあること知らないばっかりに、
こんなにもやる気満々で熱意のある「人財」を
「ドブに捨ててしまっている」
という現実・・・。
経営者の皆さん。
資金繰りとかなにかの改善だとかも大切ですが、
「個性」を生かすという「お勉強」も
忘れずにしてくださいね!
これからは、就労人口も確実に減って行く中で、
いかに「人財」を発掘できるか?
そして、「適材適所に人事配置できるかどうか?」が
「事業の安定化&拡大」
には不可欠な時代になりますから!
あ、そうそう。
通常、こうしたご相談で心療内科に行くと、
「本当の問題解決」には話が進まず、
「うつですね。クスリ出しておきますね!」
で、終了してしまうのがフツーだと思います。
まあ、そんな対処でいい方は、
まあ、それでいいんですけど・・・。
栗が丘クリニックでは、
こうしたお仕事上のお悩みや
人間関係のトラブルなどに対して
「カウンセリング」
もご提供しております。
カウンセリングは保険適用外ですので、
特に眠れないとか、カラダの調子がいまひとつ調子が悪いとか
そういったことがなくてもお悩みのご相談だけでもお受けいただくことができます。
ひとまず、どんなお悩みでも30分5400円でお話を伺いしております。
どうぞ、お気軽にご相談してみてください。
お問い合わせは、
026-247-2252(クリニック)または、
090-5428-4022(担当:荒井)まで。
2011年09月02日
「産業カウンセリング」についてVol.5
おはようございます。栗が丘クリニックマネージャーの荒井です。
今週は、「産業カウンセリング」についてお話をさせていただいています。
昨日は、「産業カウンセリングの問題点」について提起させていただきました。
今日は、産業カウンセリングを含めた「日本におけるカウンセリングの行方」と題してお話をさせていただきたいと思います。
のっけからなんですが、日本では産業カウンセリングを含め「カウンセリング」というものに対してまだまだ「強い偏見がある」と言えると、私は感じています。
なぜならば、カウンセリングというものが一般的でないからです。
いわゆる「病的」な状態にまで追い込まれた方々だけでなく、誰もが気軽に「ココロの調整」をするために当たり前のこととして行く場所になることが「一般的になった」といえる状況であると思うのです。
とはいえ、カウンセリングが急速に発達した要因には、19世紀のアメリカでの産業構造の変化というものが外せません。
「如何に生産効率を上げるか?」ということの中で試行錯誤した結果、そのためには「従業員のメンタルケア(意識の向上と調整)が必須である」ということがわかったからなのです。
また、戦争に従軍してこころに傷を負った兵士の社会復帰という面でもカウンセリングは大いに役立つこととなったのです。この場合、あまりにもその数が多かったので、「短期間で如何にこころの傷を治すか?」ということが求められていました。
以降、アメリカでは、カウンセリング技術がさらに進んで、コーチングというものが発達しました。
コーチングは、カウンセリングのもう一歩先を行ったもので、「クライエントの『より積極的な生き方発見』のお手伝い」と言った表現がわかりやすいかも知れません。
いずれにしろアメリカでは、カウンセラーやコーチといった人々に関わってもらうことで「自分自身を見つめ直す機会を得ること」が当たり前のことになっているのです。
自分の人生をより楽しく、豊かにして行くためにそういったものを積極的活用しようとする気運に溢れているのです。
どんなものでもそうですが、「先手必勝」なのです。それも積極的な意識を持って関わりを持つことが、もっとも大切なこととなるのです。
以前にも書かせていただきましたが、これからの企業経営には「社会的企業」という意識が欠如していては成り立たない状況となってきました。
社長をはじめとする全社員の意識向上のためにも「産業カウンセリング」というものをより積極的に活用していただきたいと思う、今日この頃です。
ということで、本日も、お読みくださりありがとうございました。
クリニック携帯サイトhttp://katy.jp/kurigaoka-clinic/(PCからもご覧いただけますし、PCからメルマガ登録もできます!)
配信停止ご希望の方は、次のアドレスまで空メールをお送りください→stop_kurigaoka-clinic@katy.jp
今週は、「産業カウンセリング」についてお話をさせていただいています。
昨日は、「産業カウンセリングの問題点」について提起させていただきました。
今日は、産業カウンセリングを含めた「日本におけるカウンセリングの行方」と題してお話をさせていただきたいと思います。
のっけからなんですが、日本では産業カウンセリングを含め「カウンセリング」というものに対してまだまだ「強い偏見がある」と言えると、私は感じています。
なぜならば、カウンセリングというものが一般的でないからです。
いわゆる「病的」な状態にまで追い込まれた方々だけでなく、誰もが気軽に「ココロの調整」をするために当たり前のこととして行く場所になることが「一般的になった」といえる状況であると思うのです。
とはいえ、カウンセリングが急速に発達した要因には、19世紀のアメリカでの産業構造の変化というものが外せません。
「如何に生産効率を上げるか?」ということの中で試行錯誤した結果、そのためには「従業員のメンタルケア(意識の向上と調整)が必須である」ということがわかったからなのです。
また、戦争に従軍してこころに傷を負った兵士の社会復帰という面でもカウンセリングは大いに役立つこととなったのです。この場合、あまりにもその数が多かったので、「短期間で如何にこころの傷を治すか?」ということが求められていました。
以降、アメリカでは、カウンセリング技術がさらに進んで、コーチングというものが発達しました。
コーチングは、カウンセリングのもう一歩先を行ったもので、「クライエントの『より積極的な生き方発見』のお手伝い」と言った表現がわかりやすいかも知れません。
いずれにしろアメリカでは、カウンセラーやコーチといった人々に関わってもらうことで「自分自身を見つめ直す機会を得ること」が当たり前のことになっているのです。
自分の人生をより楽しく、豊かにして行くためにそういったものを積極的活用しようとする気運に溢れているのです。
どんなものでもそうですが、「先手必勝」なのです。それも積極的な意識を持って関わりを持つことが、もっとも大切なこととなるのです。
以前にも書かせていただきましたが、これからの企業経営には「社会的企業」という意識が欠如していては成り立たない状況となってきました。
社長をはじめとする全社員の意識向上のためにも「産業カウンセリング」というものをより積極的に活用していただきたいと思う、今日この頃です。
ということで、本日も、お読みくださりありがとうございました。
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2011年09月01日
「産業カウンセリング」についてVol.4
おはようございます。栗が丘クリニックマネージャーの荒井です。
今週は、「産業カウンセリング」についてお話をさせていただいています。
今日はまず、訂正から。
昨日の文章の後半で、クオリティー オブ ライフの省略形を間違えていました。正しくは「QOL」です。お詫びして、訂正いたします。
さて、昨日は「産業カウンセラーの役割」ということでお話をさせていただきました。そして、産業カウンセラーは誰からも中立で、企業内の人間関係やメンタル面の調整やサポートを受け持つ仕事であるということをお話しさせていただきました。
今日は、「産業カウンセリングの問題点」について提起させていただきたいと思います。
産業カウンセリングの問題点と一口に言っても、仕組みや実情によって様々なことが浮かび上がってきます。
労働安全衛生法という法律により、「50人以上の従業員を抱える事業所は産業医を選任しなければならない」と定められています。
ですから、こうした事業所では選任の「産業医」がいることになります。
しかし、産業カウンセリングという立場から見た場合、必ずしも選任された医師が「メンタル・ケアに強い」とは言い切れないのが現状です。
また、もし仮にメンタル面に強い医師であったとしても、その事業所専属の産業医として存在している例は非常にまれですし、大抵の場合はいくつもの事業所から選任されて場合が多いので、時間を要する「メンタル・ケア」に十分な時間を割く余裕もありません。
だからこそ、私たちのような「産業カウンセラー」が必要とされているのです。
ましてや、従業員が50人以下の事業所においては、産業医を選任する法律的な縛りがないために、なおのこと企業における「メンタル・ケア」は後回しにされてしまうケースがほとんどです。
目まぐるしく変化する世界情勢の中で、確実に「ワーク/ライフ バランス」や「QOL(クオリティー オブ ライフ)」という考え方の台頭 = 「人としての豊かな生き方の確立」という方向性に社会はシフトしてきています。
私たちは、
「本当の意味での家庭」
「本当の意味での会社」
「本当の意味での仕事」
「本当の意味での生き方」
というものに、真摯に向き合う必要に迫られている時期に立たされていると言っても過言ではないでしょう。
そのためにも、「産業カウンセリング」という仕組みや「産業カウンセラー」という人間を上手に活用していただけたらと考えています。
ということで、本日も、お読みくださりありがとうございました。
クリニック携帯サイトhttp://katy.jp/kurigaoka-clinic/(PCからもご覧いただけますし、PCからメルマガ登録もできます!)
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今日はまず、訂正から。
昨日の文章の後半で、クオリティー オブ ライフの省略形を間違えていました。正しくは「QOL」です。お詫びして、訂正いたします。
さて、昨日は「産業カウンセラーの役割」ということでお話をさせていただきました。そして、産業カウンセラーは誰からも中立で、企業内の人間関係やメンタル面の調整やサポートを受け持つ仕事であるということをお話しさせていただきました。
今日は、「産業カウンセリングの問題点」について提起させていただきたいと思います。
産業カウンセリングの問題点と一口に言っても、仕組みや実情によって様々なことが浮かび上がってきます。
労働安全衛生法という法律により、「50人以上の従業員を抱える事業所は産業医を選任しなければならない」と定められています。
ですから、こうした事業所では選任の「産業医」がいることになります。
しかし、産業カウンセリングという立場から見た場合、必ずしも選任された医師が「メンタル・ケアに強い」とは言い切れないのが現状です。
また、もし仮にメンタル面に強い医師であったとしても、その事業所専属の産業医として存在している例は非常にまれですし、大抵の場合はいくつもの事業所から選任されて場合が多いので、時間を要する「メンタル・ケア」に十分な時間を割く余裕もありません。
だからこそ、私たちのような「産業カウンセラー」が必要とされているのです。
ましてや、従業員が50人以下の事業所においては、産業医を選任する法律的な縛りがないために、なおのこと企業における「メンタル・ケア」は後回しにされてしまうケースがほとんどです。
目まぐるしく変化する世界情勢の中で、確実に「ワーク/ライフ バランス」や「QOL(クオリティー オブ ライフ)」という考え方の台頭 = 「人としての豊かな生き方の確立」という方向性に社会はシフトしてきています。
私たちは、
「本当の意味での家庭」
「本当の意味での会社」
「本当の意味での仕事」
「本当の意味での生き方」
というものに、真摯に向き合う必要に迫られている時期に立たされていると言っても過言ではないでしょう。
そのためにも、「産業カウンセリング」という仕組みや「産業カウンセラー」という人間を上手に活用していただけたらと考えています。
ということで、本日も、お読みくださりありがとうございました。
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2011年08月31日
「産業カウンセリング」についてVol.3
おはようございます。栗が丘クリニックマネージャーの荒井です。
今週は、「産業カウンセリング」についてお話をさせていただいています。
昨日、最後のところで「職場での人間関係などの環境を整えるために存在しているのが、私たち『産業カウンセラー』という存在なのです」とお話をさせていただきました。
今日は、産業カウンセラーの役割についてお話をさせていただきます。
産業カウンセラーは、基本的には中立的な立場にいます。ですから、経営者サイドにも社員サイドにも偏りません。両者が歩み寄り、より良い職場環境(人間関係と健康管理業務)を構築できるように手助けするのが役割です。
ただし、外部から新たにやってくる人的環境(新入社員等)に対しては、現在ある環境を乱されることがないような配慮をさせていただくことはやぶさかではありません。
さて、そんな産業カウンセラーの実際の仕事にはどんなものがあるのかざっと例を挙げますと、
1.社内コミュニケーション及び健康管理業務などに対する啓蒙・教育活動
2.経営者、管理者サイドへのカウンセリング
3.一般社員サイドへのカウンセリング
4.休職希望者や休職者に対するカウンセリングやフォロー(復帰支援)
5.産業医やその他、関連機関との連携及び調整
6.家族との連携や家族へのカウンセリング
等々があります。
上記のことからもおわかりいただけますように、産業カウンセラーの業務には「産業の現場における『悩める方の取り巻く人的環境の調整』という仕事」があるのです。
ここが、一般的なカウンセリングとは大きく異なる部分であり、産業カウンセラーが必要とされている部分なのです。
また、最近流行の「ワーク/ライフ・バランス」や「QOL(クォリティー・オブ・ライフ=人生の質の向上)」という、これまでとは違ったより次元の高い社会全体や個人のしあわせを願う企業活動(「社会的企業」活動)の構築・推進という面においても、産業カウンセラーの役割はますます大きく、必要とされるようになって行くことと思われるのです。
ということで、本日も、お読みくださりありがとうございました。
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今週は、「産業カウンセリング」についてお話をさせていただいています。
昨日、最後のところで「職場での人間関係などの環境を整えるために存在しているのが、私たち『産業カウンセラー』という存在なのです」とお話をさせていただきました。
今日は、産業カウンセラーの役割についてお話をさせていただきます。
産業カウンセラーは、基本的には中立的な立場にいます。ですから、経営者サイドにも社員サイドにも偏りません。両者が歩み寄り、より良い職場環境(人間関係と健康管理業務)を構築できるように手助けするのが役割です。
ただし、外部から新たにやってくる人的環境(新入社員等)に対しては、現在ある環境を乱されることがないような配慮をさせていただくことはやぶさかではありません。
さて、そんな産業カウンセラーの実際の仕事にはどんなものがあるのかざっと例を挙げますと、
1.社内コミュニケーション及び健康管理業務などに対する啓蒙・教育活動
2.経営者、管理者サイドへのカウンセリング
3.一般社員サイドへのカウンセリング
4.休職希望者や休職者に対するカウンセリングやフォロー(復帰支援)
5.産業医やその他、関連機関との連携及び調整
6.家族との連携や家族へのカウンセリング
等々があります。
上記のことからもおわかりいただけますように、産業カウンセラーの業務には「産業の現場における『悩める方の取り巻く人的環境の調整』という仕事」があるのです。
ここが、一般的なカウンセリングとは大きく異なる部分であり、産業カウンセラーが必要とされている部分なのです。
また、最近流行の「ワーク/ライフ・バランス」や「QOL(クォリティー・オブ・ライフ=人生の質の向上)」という、これまでとは違ったより次元の高い社会全体や個人のしあわせを願う企業活動(「社会的企業」活動)の構築・推進という面においても、産業カウンセラーの役割はますます大きく、必要とされるようになって行くことと思われるのです。
ということで、本日も、お読みくださりありがとうございました。
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2011年08月30日
「産業カウンセリング」についてVol.2
おはようございます。栗が丘クリニックマネージャーの荒井です。
今週は、「産業カウンセリング」についてお話をさせていただきたいと思います。
昨日は、日本における自殺者数というものから日本がかかえている現状を問題提起させていただきました。
今日は、「最近気づいた大切なこと」についてお話をさせていただいています。
さて昨年、約7ヶ月を通して「産業カウンセリング」の勉強をしてきましたが、すべての根底には、やはり「人間関係」があることがよくわかりました。
もちろん、それ以前からも人間関係やコミュニケーション、人生相談などの分野に興味を持ち、様々な学びを得てきましたが、「産業カウンセリング」というものを通して改めて体系的に学ぶ中で、それぞれのものをより深く理解することが出来るようになりました。
また、カウンセリングでは「事象の裏にある『感情』に焦点を当てて聞くことが大切」なのですが、1年を過ぎた今になって、改めてクライエント(カウンセリング用語では、こう呼びます)さんの「感情を受け止め、疑似体験し、それを伝え返してあげる」ということの大切さをひしひしと感じています。
こう言っては何ですが、人間関係で一番に難しいのは「親子関係」でしょう。なぜならば、時間や空間、食べ物等々、「すべてを共有する長さが一番長いから」なのです。
そういったことから鑑みると、2番目、3番目、etc.に来るもの(ストレッサー = ストレスを与えるもの)の順番は、自ずとその人にとって「共有する時間や空間に正比例する」と仮定しても、おそらくは大きくは外れてはいないでしょう。
もちろん、それは物理的なことに留まらず「情報空間」においても同じです。
それを、たとえていうならば夫婦が別居している状態を思い浮かべていただければわかりやすいと思います。
この場合、二人が共有しているものは「結婚している」という情報で、それによってよくも悪くも制約(ストレス)を受けることになるからです。
ということで、あなたが希望に満ちて、明るく、楽しく、豊かに日常を過ごして行くために必要なことは、あなたが一日の大半を過ごす場所での「人間関係」を良くすること以外に方法はないのです。
その場所とは、職場であり学校であるのです。
そして、職場での人間関係などの環境を整えるために存在しているのが、私たち「産業カウンセラー」という存在なのです。
ということで、本日も、お読みくださりありがとうございました。
クリニック携帯サイトhttp://katy.jp/kurigaoka-clinic/(PCからもご覧いただけますし、PCからメルマガ登録もできます!)
配信停止ご希望の方は、次のアドレスまで空メールをお送りください→stop_kurigaoka-clinic@katy.jp
今週は、「産業カウンセリング」についてお話をさせていただきたいと思います。
昨日は、日本における自殺者数というものから日本がかかえている現状を問題提起させていただきました。
今日は、「最近気づいた大切なこと」についてお話をさせていただいています。
さて昨年、約7ヶ月を通して「産業カウンセリング」の勉強をしてきましたが、すべての根底には、やはり「人間関係」があることがよくわかりました。
もちろん、それ以前からも人間関係やコミュニケーション、人生相談などの分野に興味を持ち、様々な学びを得てきましたが、「産業カウンセリング」というものを通して改めて体系的に学ぶ中で、それぞれのものをより深く理解することが出来るようになりました。
また、カウンセリングでは「事象の裏にある『感情』に焦点を当てて聞くことが大切」なのですが、1年を過ぎた今になって、改めてクライエント(カウンセリング用語では、こう呼びます)さんの「感情を受け止め、疑似体験し、それを伝え返してあげる」ということの大切さをひしひしと感じています。
こう言っては何ですが、人間関係で一番に難しいのは「親子関係」でしょう。なぜならば、時間や空間、食べ物等々、「すべてを共有する長さが一番長いから」なのです。
そういったことから鑑みると、2番目、3番目、etc.に来るもの(ストレッサー = ストレスを与えるもの)の順番は、自ずとその人にとって「共有する時間や空間に正比例する」と仮定しても、おそらくは大きくは外れてはいないでしょう。
もちろん、それは物理的なことに留まらず「情報空間」においても同じです。
それを、たとえていうならば夫婦が別居している状態を思い浮かべていただければわかりやすいと思います。
この場合、二人が共有しているものは「結婚している」という情報で、それによってよくも悪くも制約(ストレス)を受けることになるからです。
ということで、あなたが希望に満ちて、明るく、楽しく、豊かに日常を過ごして行くために必要なことは、あなたが一日の大半を過ごす場所での「人間関係」を良くすること以外に方法はないのです。
その場所とは、職場であり学校であるのです。
そして、職場での人間関係などの環境を整えるために存在しているのが、私たち「産業カウンセラー」という存在なのです。
ということで、本日も、お読みくださりありがとうございました。
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2011年08月29日
「産業カウンセリング」についてVol.1
おはようございます。栗が丘クリニックマネージャーの荒井です。
今週は、「産業カウンセリング」についてお話をさせていただきたいと思います。
さて問題です。過去12年間において、毎年3万人を超える日本人が体験した「あること」があるのですが、いったいそれは何だと思いますか?
それは「自殺者数」です。
かつては、日本人の不慮の事故による死亡者数の最大原因は「交通事故」であると言われ続けてきました。それでも死亡者数は1万人超くらいでいて、現在では1万人を下回るようになってきています。
対して「自殺者数」は増加の一途をたどり、先にも述べましたように過去12年も連続して年間に3万人を軽く超える方々が自ら命を絶っているのです。
そして、「体験」という観点から見た場合には、その方のご家族や友人などの非常に近しい関係者だけをとってみても、その数は膨大なものとなるのです。
ですから、決して他人事ではないのです。
さて、自殺の最大の原因としてあげられているのが「うつ病」です。
うつ病は、かつては誰でもなる可能性があることから「心の風邪」という表現をしていましたが、最近では「その表現では、与える印象があまりにも甘すぎる」ということから「心の糖尿病」とか「心の骨折」という表現をするようになってきているそうです。
これは、「国民一丸となってもっと真剣に意識を変えて行く必要がある」といえるほど、現状が変化していないということの現れなのでしょう。
「愛の反対は憎しみではなく、無関心である」(マザー・テレサ)
20世紀。私たち人類は、経済や効率など「人そのものよりも『その周囲にあるものの中にしあわせが存在している』」と勘違いをしてきたのではないでしょうか?
私たちは今、まさに大きな転換点に立っているのです。
それが、「自殺者数3万人」という数字に現れているのだと、私は感じています。
ということで、本日も、お読みくださりありがとうございました。
クリニック携帯サイトhttp://katy.jp/kurigaoka-clinic/(PCからもご覧いただけますし、PCからメルマガ登録もできます!)
配信停止ご希望の方は、次のアドレスまで空メールをお送りください→stop_kurigaoka-clinic@katy.jp
今週は、「産業カウンセリング」についてお話をさせていただきたいと思います。
さて問題です。過去12年間において、毎年3万人を超える日本人が体験した「あること」があるのですが、いったいそれは何だと思いますか?
それは「自殺者数」です。
かつては、日本人の不慮の事故による死亡者数の最大原因は「交通事故」であると言われ続けてきました。それでも死亡者数は1万人超くらいでいて、現在では1万人を下回るようになってきています。
対して「自殺者数」は増加の一途をたどり、先にも述べましたように過去12年も連続して年間に3万人を軽く超える方々が自ら命を絶っているのです。
そして、「体験」という観点から見た場合には、その方のご家族や友人などの非常に近しい関係者だけをとってみても、その数は膨大なものとなるのです。
ですから、決して他人事ではないのです。
さて、自殺の最大の原因としてあげられているのが「うつ病」です。
うつ病は、かつては誰でもなる可能性があることから「心の風邪」という表現をしていましたが、最近では「その表現では、与える印象があまりにも甘すぎる」ということから「心の糖尿病」とか「心の骨折」という表現をするようになってきているそうです。
これは、「国民一丸となってもっと真剣に意識を変えて行く必要がある」といえるほど、現状が変化していないということの現れなのでしょう。
「愛の反対は憎しみではなく、無関心である」(マザー・テレサ)
20世紀。私たち人類は、経済や効率など「人そのものよりも『その周囲にあるものの中にしあわせが存在している』」と勘違いをしてきたのではないでしょうか?
私たちは今、まさに大きな転換点に立っているのです。
それが、「自殺者数3万人」という数字に現れているのだと、私は感じています。
ということで、本日も、お読みくださりありがとうございました。
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