2012年02月10日
「コーチングで、子育ても仕事もばっちり!」
おはようございます。栗が丘クリニック マネージャーの荒井です。
今週は「コーチングで、子育ても仕事もばっちり!」ということでお送りしていますが、今日は「コーチの条件」についてお話させていただきたいと思います。
先日のメルマガでお話させていただきましたように、「コーチとは馬車であり、クライアントをクライアントが望む目的地に運ぶ」役割があります。
ですから、コーチが一見、傍からどんな立派に見える指導をしたとしてもクライアントが望むゴールを達成させることができなければコーチとはなりえないのです。
また、コーチングがカウンセリングと大きく違う点は、クライエント(=クライアント:カウンセリング用語)の要望(ゴール)は「過去に感じた感情の解消」にあることです(厳密には、コーチングの過程でカウンセリング的な想いの解消プロセスを経ることがありますし、「未来に対する不安」という感情も存在しますので一概には言えませんが・・・)。
ところで、スポーツなどにも「コーチ」という役職がありますが、そのイメージを持って「コーチング」というものを理解しようとするとコーチングを間違ってとらえることになりますのでお気を付けいただきたいと思います。
どういうことかと言えば、たとえば野球を例にとると、よく「○○コーチが今日、○本ノックをした」とか「バッティング(ピッチング)フォームを指導した」とかスポーツニュースでやっていますが、コーチングでいうところのコーチがすることではないのです。
もちろん、野球でいう「コーチ」とコーチングの「コーチ」を無理やりに同じ概念に統一する必要はありませんし、それは無意味なことです。
しかし、もしこれがコーチングでいうところの「コーチ」を目指すものであるとしたならば、まったく違っていると言わざるを得ません。
コーチはいちいちクライアントに対し、事細かに手取り足取り指導することは絶対にあり得ません。
どういうことかといえば、答えは明快です!
この場合、「指導という名のゴール設定」はあくまでも「コーチが目指しているゴール」であって、選手自らが目指しているものではないからです(選手自らが描いた「ゴール」を手に入れるために、コーチに練習を依頼しているというならばまだ話は分かりますが・・・)。
この例でお分かりいただけたことと思いますが、コーチングの主役はコーチではありません!主役はあくまでもクライアントなのです!
これが親子関係で見ても全く同じことが言えるのです。
あなたが、「あなたのお子さんをコーチしたい!」と考えたときに、あなたはお子さんの本当の想いやゴールをこころから賛美し、受け入れているでしょうか?
そして、お子さんのゴール達成を助けたいと考えているでしょうか?
お子さんに「あなたの理想とするお子さんの未来」を無意識のうちに刷り込んではいないでしょうか?
あなたの価値観で子供を縛ってはいないでしょうか?(いわゆる「ドリームキラー」というやつです)
コーチの役割とは、クライアントが気づいていない「スコトーマ(盲点)」に気づき、それを「無意識を使って伝える(気づかせる)」ことにあるのです。
それによって「心の壁」を打破することができるのです。
それによってクライアントが「自らわくわくして物事に取り組むことができ、設定したゴールにより近づくことができる」のです。
繰り返しますが、他人が設定したゴールは「どんなに素晴らしいことであっても、ゴールとして設定してはならない」のです!(クライアントが心の奥底から本当にそれを望めば、それはゴールとして設定しても構いません。つまり、「want to」を引っ張り出すことが肝心なのです)
長くなりましたが、もうひとつだけ・・・。
あなたが「名コーチ」になりたいと思うのであれば、決してクライアントの足を引っ張らないでください!
クライアントがより高いゴールを達成し、あなたのコーチングでは物足りないと感じ、あなたのもとを離れることを望んだ時にはどうぞ、快く手放してください!
クライアントがあなたよりも有能になることをこころから称賛してあげてください!
コーチの中には何を勘違いしているのか、関わるクライアントを自分の配下に置きたがる輩が存在するのです。
これは、会社組織で見たらよくわかります。
部下があまりにも優秀な場合、上司はその部下を恐れるあまり、部下を出世しないように仕向けるのです!
これは、コーチが取ってはならない最悪のケースです。
そして、こういう上司が一番厄介ですし、会社にこんな意識の上司がい続ける限り、コーチングを導入してもうまくいかないでしょう。社長以下、会社の上層部から心してかかることが肝心なのです。
本物のコーチングとは、そんなに甘いものではないのです。
コーチ自身の「心の在り方」によって、全く違った結果が出てくるのです。
ということで、本日もお読みくださいましてありがとうございました。
クリニック携帯サイトhttp://katy.jp/kurigaoka-clinic/(PCからもご覧いただけますし、PCからメルマガ登録もできます!)
配信停止ご希望の方は、次のアドレスまで空メールをお送りください→stop_kurigaoka-clinic@katy.jp
今週は「コーチングで、子育ても仕事もばっちり!」ということでお送りしていますが、今日は「コーチの条件」についてお話させていただきたいと思います。
先日のメルマガでお話させていただきましたように、「コーチとは馬車であり、クライアントをクライアントが望む目的地に運ぶ」役割があります。
ですから、コーチが一見、傍からどんな立派に見える指導をしたとしてもクライアントが望むゴールを達成させることができなければコーチとはなりえないのです。
また、コーチングがカウンセリングと大きく違う点は、クライエント(=クライアント:カウンセリング用語)の要望(ゴール)は「過去に感じた感情の解消」にあることです(厳密には、コーチングの過程でカウンセリング的な想いの解消プロセスを経ることがありますし、「未来に対する不安」という感情も存在しますので一概には言えませんが・・・)。
ところで、スポーツなどにも「コーチ」という役職がありますが、そのイメージを持って「コーチング」というものを理解しようとするとコーチングを間違ってとらえることになりますのでお気を付けいただきたいと思います。
どういうことかと言えば、たとえば野球を例にとると、よく「○○コーチが今日、○本ノックをした」とか「バッティング(ピッチング)フォームを指導した」とかスポーツニュースでやっていますが、コーチングでいうところのコーチがすることではないのです。
もちろん、野球でいう「コーチ」とコーチングの「コーチ」を無理やりに同じ概念に統一する必要はありませんし、それは無意味なことです。
しかし、もしこれがコーチングでいうところの「コーチ」を目指すものであるとしたならば、まったく違っていると言わざるを得ません。
コーチはいちいちクライアントに対し、事細かに手取り足取り指導することは絶対にあり得ません。
どういうことかといえば、答えは明快です!
この場合、「指導という名のゴール設定」はあくまでも「コーチが目指しているゴール」であって、選手自らが目指しているものではないからです(選手自らが描いた「ゴール」を手に入れるために、コーチに練習を依頼しているというならばまだ話は分かりますが・・・)。
この例でお分かりいただけたことと思いますが、コーチングの主役はコーチではありません!主役はあくまでもクライアントなのです!
これが親子関係で見ても全く同じことが言えるのです。
あなたが、「あなたのお子さんをコーチしたい!」と考えたときに、あなたはお子さんの本当の想いやゴールをこころから賛美し、受け入れているでしょうか?
そして、お子さんのゴール達成を助けたいと考えているでしょうか?
お子さんに「あなたの理想とするお子さんの未来」を無意識のうちに刷り込んではいないでしょうか?
あなたの価値観で子供を縛ってはいないでしょうか?(いわゆる「ドリームキラー」というやつです)
コーチの役割とは、クライアントが気づいていない「スコトーマ(盲点)」に気づき、それを「無意識を使って伝える(気づかせる)」ことにあるのです。
それによって「心の壁」を打破することができるのです。
それによってクライアントが「自らわくわくして物事に取り組むことができ、設定したゴールにより近づくことができる」のです。
繰り返しますが、他人が設定したゴールは「どんなに素晴らしいことであっても、ゴールとして設定してはならない」のです!(クライアントが心の奥底から本当にそれを望めば、それはゴールとして設定しても構いません。つまり、「want to」を引っ張り出すことが肝心なのです)
長くなりましたが、もうひとつだけ・・・。
あなたが「名コーチ」になりたいと思うのであれば、決してクライアントの足を引っ張らないでください!
クライアントがより高いゴールを達成し、あなたのコーチングでは物足りないと感じ、あなたのもとを離れることを望んだ時にはどうぞ、快く手放してください!
クライアントがあなたよりも有能になることをこころから称賛してあげてください!
コーチの中には何を勘違いしているのか、関わるクライアントを自分の配下に置きたがる輩が存在するのです。
これは、会社組織で見たらよくわかります。
部下があまりにも優秀な場合、上司はその部下を恐れるあまり、部下を出世しないように仕向けるのです!
これは、コーチが取ってはならない最悪のケースです。
そして、こういう上司が一番厄介ですし、会社にこんな意識の上司がい続ける限り、コーチングを導入してもうまくいかないでしょう。社長以下、会社の上層部から心してかかることが肝心なのです。
本物のコーチングとは、そんなに甘いものではないのです。
コーチ自身の「心の在り方」によって、全く違った結果が出てくるのです。
ということで、本日もお読みくださいましてありがとうございました。
クリニック携帯サイトhttp://katy.jp/kurigaoka-clinic/(PCからもご覧いただけますし、PCからメルマガ登録もできます!)
配信停止ご希望の方は、次のアドレスまで空メールをお送りください→stop_kurigaoka-clinic@katy.jp