あなたのそばにいる女占い師

chu

2012年02月21日 09:06

 おはようございます。栗が丘クリニック マネージャーの荒井です。

 昨日は、「私は大丈夫!」という変な自信を持たないこと、ということを書きました。
とはいえ、今回のような事件ではご本人自身が自信を喪失していたかもしくは知らず知らずのうちに女占い師によって自信をはく奪されていったところがそもそもの発端だと思われます。

 心が健全な状態で占いとか楽しむ程度であったならばさほど問題は起こりません。
 怖いのは、かなりの「依存性」をもって誰かに相談したくなった場合です。
 こういったときに我を忘れてのめりこみ易くなってしまいますから要注意です。

 もちろん占いでも宗教でも、あなたがそこに幸せや生きがいを見出すことができるのであれば何をやってもよいでしょう。
 問題は、「それを他人に働きかけない(布教しない)」ということです。
 あなたの問題(しあわせ感や価値観)はあくまでもあなたの問題であって、たとえ家族と言えどもまったく別な人格なのですから、あなたと同じものを持ってきたからと言ってその人が幸せになるとは限らないのです。

 もしどうしても布教したいというのであれば、あなたの生き方や背中をもって布教してください。
 あなたが生き生きと輝いていれば、相手から勝手に「どうしてそんなに幸せそうなの?」と聞いて来ますから・・・。

 占いでも宗教でも詐欺でもなんでもそうですが、良いものと悪いものの見分け方のコツをいくつかお伝えさせていただきたいと思います。

 悪いもののその最たる特徴は、「人を恐怖によって縛っている」ことです。
「こうしないと運が悪くなりますよ」「こうしないと仕事がなくなりますよ」などと言って恐怖であなたをがんじがらめにして動けなくし、あなたからすべての「判断能力」を奪い取ります。
 すべて「教祖様にお伺いしないと動けない状態」にさせられてしまいます。

 同時に情報を遮断され、独自の情報を刷り込まれます。
 周りはすべて悪で、私たちこそ最高で正しいと刷り込まれるのです。
 そして、その刷り込まれた生き方以外によって生きることを許されなくなるのです。

 また、多くの場合、「お金」が絡んできます。
 今回の事件も「神様が○○しなさいと言っている」などといって言葉巧みにお金を引っ張っています。
 相手がお金の話をしだしたら要注意です。
 が、たいていの場合、ここまで来ると既に遅いと言わざるを得ませんが・・・。

 いつ、どこに「女占い師」が潜んでいるとも限りません。
 特にこの春、大学に進学するような方は要注意です!
 先にあげた3点についてよく言って聞かせてくださいね。

ということで、本日もお読みくださいましてありがとうございました。
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