おはようございます。栗が丘クリニック マネージャーの荒井です。
昨日クリニックでは、「薬膳弁当食べちゃおう会」が開催されました。
大勢の皆さんにご参加いただき、大盛況でした。
いつの時代も「本当にからだに良いものを食べたい」という食への想いは変わらないことを感じさせていただきました。
また、引き続き開催された定期講座 「健康ミニ講座 がんにならないからだ作り」でも「食事とがん」というテーマで聴講者の方からたくさんのご質問を受け、盛り上がっていました。
さて、今日の話題は「一体、その趣旨は何ですか?」というものです。
突然ですが、あなたはテレビや新聞、インターネットや雑誌等々のメディアから届く情報をどれくらい信じていらっしゃるでしょうか?
私がなぜこんなことを書くのかというと、昨日の信濃毎日新聞の記事に「???」という趣旨が明確でない記事を見つけたからです。
その記事とは、31面の「県内RSウイルス猛威 患者数過去最多ペース」というものです。
では一体、「どこが、どう趣旨が見えない!」と私が主張しているのかお分かりいただけますか?
まずは、紙面をじっくりと読み込んでください。
じっくりと読めば、見えてくると思います。
で、「そのこころ」ですが、「RSウイルスは2歳までにほぼ100%が感染する代表的な疾患である」ことが読み取れます。
また、gooヘルスケアほか、ネットで調べても「RSウイルス感染は乳幼児の代表的な呼吸器感染症で、毎年、冬季に流行し、乳児の半数以上が1歳までに、ほぼ100%が2歳までに感染し、その後も一生、再感染を繰り返します(goo。ヘルスケア より引用)」とある通り、感染することは当たり前の別にどうってことないウイルスの一種であることが読み取れます。
それなのに、この騒ぎ立て方は一体何なのでしょうか?
この記事によって読者に何を伝えたかったのでしょうか?
もちろん、このウイルスによる感染で症状が重症化しないように注意をすることは大切なことです。
だとしたならば、重症化しないようにするための知恵のあれこれを書いてくれた方が親切というものです。
このような記事の書き方、取り上げ方では世のお母さん方、しかも新米ママさんにとっては恐怖以外の何物でもないと言うしかありません!
ジャーナリズムとは一体、何なのでしょうか?
その点を訴えたいと同時に、やはり一般市民もさまざまな情報に触れるにあたって「この情報によって誰が儲かるのか?」とか、「裏にある趣旨は一体、どこにあるのか?」をしっかりと見極めていただきたいと思うのです。
そういう視点を持つことが、あなたの人生の選択をより確かなものとしてくれることでしょう。
ということで、本日もお読み下さりありがとうございました。
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