「腸はエライ!」Vol.3

chu

2012年02月01日 09:06

 おはようございます。栗が丘クリニック マネージャーの荒井です。
 
 突然ですが、「あなたは便秘気味」でしょうか?
「いいえ」と言ったあなた。
 一日2回以上、出来れば3回は出ていますか?

 1日に3食を食べていらっしゃる方は、実は3回出てもおかしくはないのです。
というか、「出ていて当たり前」で腸が健康だと言えるのです。
便秘で苦しんでいらっしゃる方には大変申し訳ないことなのですが、3日はおろか「1週間も出ていない!」とおっしゃる方も世の中にはいらして、「いったい、どうなっているんだろう?」と思うこともしばしばでした。

 ところが、改めて藤田紘一郎著「免疫力をアップする科学」をじっくり読んでみて納得しました!
「なにが?」って、「便は、食べたものが単に消化吸収された後の残ったカスだけで構成されているのではなく、食物繊維などを腸内細菌が有効利用して増殖した結果(便の半分?は生きた菌や死んだ菌の塊)であるということなのです。

 また、一般に「ビタミン類は人間が合成できないので体外から摂取することが必須である」と言われていますが、この本によりますと「腸内細菌によってビタミン類が合成されている」ようなのです!

 ということは、「私たちは、食べ物を『自分のために食べる』だけではなく、『腸内細菌のためにも』食べ物を食べる必要がある」ということになるのです!

 ですから、これら腸内細菌がバランスよく活動してもらえる環境をつくってあげることこそが、イコール便秘解消の秘訣となるのです。

 そのためにも、食事の際は「まず、野菜類を食べて、腸内細菌さんに『腸内細菌さんのためのお食事』を真っ先に届けること」が大切なのです!(笑)
いわゆる「懐石食べ」をすることが、便秘解消=腸内細菌活性化のためにはもっとも大切なことなのです。

 ということで、本日もお読みくださいましてありがとうございました。
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