こんにちは。栗が丘クリニックマネージャーの荒井です。
今日は、漢方的な観点でひとつお伝えさせていただきたいことがあります。
漢方では春を「芽吹きの季節」と捉えています。当然と言えば当然です(笑)。
草も木も人も冬の間、じっと寒さに耐え忍んで来て春の訪れと共に一気に活性化します。栄養だけでなく、「気のめぐり」も一気に流れるようになります。
また人においては、春は「肝」の季節でもあります。
冬の間に溜め込んでいた「毒素」も一気に流れるようになりますので、それを解毒しなければなりません。
だから春は「肝」の季節なのです。
ところが、花粉症やお酒の飲み過ぎ、野菜を食べない(ビタミン・ミネラル不足)etc.になると「肝」の機能が落ち、それまで溜め込んでいた「毒素」を分解するのが間に合わなくなるのです。
そこが問題なのです。
急にいろいろなことが巡ってくるので、気のエネルギーも解毒のスピードも追いつかなくなるのです。
こころもそわそわして、からだとこころが分離してしまうのです。
ここに、さらに追い討ちをかけるように新年度が始まることによって環境の変化に強制的にさらされ、それに伴いコンフォートゾーンが「否が応でも揺らがされる」ことで心身ともに疲弊してしまうというのが5月病発症のメカニズムの一端なのです。
そういうことで、「気のめぐりを整える」漢方薬を飲んでいただくことも大切ですし、同時に「肝機能」を整える漢方薬を飲んでいただくことも大切なのです。
「何か変だな?」と感じたら、ご遠慮なく受診してくださいね!
あなたのからだの変化は本来、あなた自身が一番よくわかっているはずだからです。
ということで、本日もお読みくださりありがとうございました。
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